あがり症との闘い(前編) | 理系女子の難関大受験記&親父のつぶやき

理系女子の難関大受験記&親父のつぶやき

子ども2人の受験監督を務めた50代親父が綴る受験日記です。
これから受験する方の参考になればとリアルな体験を余すところなく語ります。
今は、趣味の話や日常のつぶやきのほうが多いかも。
アメンバーの無言申請は承認しません。

みなさんは、人前で話すのは得意でしょうか?

 

 

私は、仕事柄、

人前でプレゼンする機会が結構あるのですが、

 

社会人になって10年以上、

得意とも思っていませんでしたが、

苦手とも思ったことはありませんでした。

 

 

あの事件までは。。。

 

 

 

それは、30代半ば。

 

その日は、

300人くらいの聴衆の前での15分のプレゼンでした。

 

もちろん、入念に準備をして臨んで失敗する想定は全くしていなかったのですが、

 

スタートして1分も経たないうちに、

心臓がバクバクし、

動悸が激しくなっている自分に気づきました。

 

このような経験は初めてで、パニック

 

そのうち、声が震えだしてきました。

 

そのまま制御することができないまま、

グダグダのプレゼンとなりました。

 

自分史上、最大の失敗で、

完全にトラウマになりました。

 

その後、改善するために、

 

家で鏡の前で練習し自信をつける、

 

手のひらに人と書いて飲むびっくり

 

など様々なことをした結果、

ときどき似た症状は出たりすることはあっても

何とかなるレベルで済んでいました。

 

しかし、数カ月後、少人数での会議のとき、

再度、あの酷い症状に見舞われ、

人前で話す事が怖くなりました、

 

普段は全く大丈夫なのですが、

原因不明で突然やってくる発作のようなもので

タチが悪いのです。

 

ネットに書いてある様々な方法を試しましたが、

 

発作が絶対起きないと確信が持てず、

恐怖感はいつまでたっても拭えません。

 

そして、私は、ついに、

あの禁断の果実

手を出してしまったのでした(つづく)。