藤井聡太一強時代を崩すのは誰か? | 理系女子の難関大受験記&親父のつぶやき

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子ども2人の受験監督を務めた50代親父が綴る受験日記です。
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将棋界は藤井聡太が全冠制覇し、藤井一強時代と言われています。





 現在、タイトル戦20戦全勝です。

 

それもそのはず、レーティングによる期待勝率は一番強い挑戦者だとしても5番勝負で87%、7番勝負で90%となっています。

 

つまりは、勝つべくして勝っているということなのです。

 

旧世代の永瀬、豊島、渡辺らのライバルとは勝負付けが済み、長期政権が築かれるとも言われていました。

 

ところが、最近、新ライバルになりえる若手が台頭し、

3藤時代が到来するかもしれないと囁かれ始めています。

 

3藤とは

 

井聡太8冠

匠 七段

本渚 五段

 

です。

 

伊藤匠七段は藤井聡太に続くレーティング2位でありながら、藤井聡太には初対戦以来11連敗していましたが、最近2連勝し、現在行われている叡王戦で藤井聡太をカド番に追い詰めています。藤井聡太を倒す一番手が伊藤匠と言ってよいと思います。

 




 

 

藤本渚五段は昨年デビューし、最後の最後まで藤井聡太と年間最高勝率を争った期待の若手です。残念ながら僅かな差で勝率2位となりましたが、勝率8割5分は歴代4位の好成績、2023年度の勝ち星も伊藤匠に次ぐ2位でした。

 

 




 

藤井聡太を倒すなら、藤井聡太より若い世代と言われてきましたが、まさしくそのとおりとなっています。

 

しかし、3藤に割って入るかもしれない、更に若い世代でも注目の棋士がいます。

 

その棋士とは、まだプロになっていない高校1年生の

山下数毅三段です。

 

以前も紹介しましたが、父親の剛さんは京都大学数理解析研究所講師という数学者、母親の紀子さんも大手予備校「河合塾」で数学講師という数学脳の遺伝子を持っています。

 

 

 

 

藤井聡太に続く中学生棋士を期待されていましたが、惜しくも昇段を逃し高校1年生となりました。

 

その山下3段が、竜王戦6組で決勝戦に勝ち進み、明日、藤本渚 七段と対局します。

 

勝てば、特例でプロ棋士の権利を得ることが出来る大一番ということで、急遽、Abama配信されることが決まりました。

 

まだプロになっていないのに、凄い注目度ですね。

 

若手の台頭、楽しみです!!