今日は、競馬ファンの一番の注目&楽しみな日本ダービー(東京優駿)です。
競馬はレースに格付けがあり、最高峰のGⅠレースは26レース(障害を除くと24レース)ありますが、GⅠレースの中でも最も権威のあるレースが日本ダービーだと思います。
2021年生まれのサラブレッド7,906頭の頂点を決めるレースです。
すべてのサラブレッド及び競馬関係者の目標である日本ダービー。
3歳限定戦で一生に1回しかチャンスがなく、負ければリベンジすることは出来ません。
舞台は東京競馬場、2400mです。
直線が長く、スピードとスタミナの両方が求められ、誤魔化しが効きません。
真の実力者を選ぶに相応しく、ここを勝った馬は種牡馬としても評価されます。
ちなみに2番目に評価されるレースは天皇賞(秋)だと思っています。
強豪馬のローテーションは、天皇賞-ジャパンカップか、天皇賞-有馬記念になっていますので、天皇賞は強豪馬が集合するのに対し、ジャパンカップと有馬記念は強豪馬が分散するのでレースレベルとしては天皇賞のほうが高いと思いますし、近年はスピード馬が種牡馬価値が高くなっていると思うからです。
天皇賞は何度でも出走出来るので、連覇もリベンジも可能です。
日本ダービーは高校生の頃からずっと観戦(現地は10回くらいでほぼTVですが)していますが、一番印象に残っているのはアイネスフウジンのダービー(1990年)です。
あの日の東京競馬場は凄かった。
日本中の競馬ファンが東京競馬場に集結したくらいの人混み。
今ではありえない19万6千人もの入場者
その異様な雰囲気の中での逃げ切り劇。
騎手の「ナカノ」コールが競馬場に響き渡りましたが、おそらく、騎手のコールが始まったのはこのレースからだったかもしれません。
さて、今年のダービー、面白いです。
血統のスポーツと言われるだけあって、自分が観てきたダービー馬の子ども、ダービー2着馬の子ども達がたくさん出てきますので、親近感が湧くのです。
今年のダービー出走17頭でみると
(父がダービー馬)
キズナ(2013年)⇒5頭
ドゥラメンテ(2015年)⇒2頭
レイデオロ(2017年)⇒1頭
(父がダービー2着)
エピファネイア(2013年)⇒2頭
スワーヴリチャード(2017年)⇒2頭
17頭のうち、父子連覇を狙う馬が8頭、2着だった父のリベンジを狙う馬が4頭とドラマティックな戦いなのです。
3戦3勝の無敗の皐月賞馬
ジャスティンミラノ(父キズナ)
同じく3戦3勝の
シックスペンス(父キズナ)
ウォッカ以来17年ぶりの牝馬でのダービー馬を目指す
レガレイラ(父スワーヴリチャード)
キタサンブラックの弟で3連勝中の
シュガークン(父ドゥラメンテ)
私は、当時単勝勝負で散ったスワーヴリチャード産駒のリベンジに期待し馬券購入して応援します。
今日も朝からソワソワしながら、年1回の競馬の祭典を楽しみたいと思っています。