私学の雄、早稲田と慶應。
永遠のライバルです。
歴史的な流れでみると、どちらが人気か(同学部同士の場合、どちらに入学するか)は
昭和⇒やや早稲田人気
平成⇒慶應人気
令和⇒ここ数年で早稲田が追いつき、逆転したか?
といったイメージが私にはあります。
今日は、日本最高峰の筑駒、開成の進学実績で検証します。
何故、筑駒、開成かというと、合格実績だけではなく学部別に進学者数を完璧に開示して高校はこの2校以外には殆んどなく、早慶各学部の進学者数を集計する術が他にないからです。
では、見てみます。
2024年早慶上位学部進学者数です。
同一学部同士で比べています。
◎筑駒
【政経・経済】早稲田 5名 -慶應 1名
【法】早稲田 0名 -慶應 1名
【理工】早稲田 9名-慶應 0名
https://www.komaba-s.tsukuba.ac.jp/about/after_graduation/
◎開成
【政経・経済】早稲田 12名 -慶應 13名
【法】早稲田 1名 -慶應 3名
【理工】早稲田 28名-慶應 9名
https://kaiseigakuen.jp/career/result-univ/
◎筑駒+開成計
【政経・経済】早稲田 17名 -慶應 14名
【法】早稲田 2名 -慶應 3名
【理工】早稲田 37名-慶應 9名
特に理工学部は早稲田の圧勝です。
つぎに3ヵ年並べてみます。
◎筑駒+開成計
【政経・経済】
(2024)早稲田 17名 -慶應 14名
(2023)早稲田 17名 -慶應 11名
(2022)早稲田 15名 -慶應 14名
【法】
(2024)早稲田 2名 -慶應 3名
(2023)早稲田 1名 -慶應 5名
(2022)早稲田 2名 -慶應 1名
【理工】
(2024)早稲田 37名 -慶應 9名
(2023)早稲田 19名 -慶應 17名
(2022)早稲田 18名 -慶應 24名
文系は拮抗していますが、理工ははっきり
時代は早稲田
と言えるほど、明確に早稲田人気がドンドン上がってきています。
過去記事で難易度で早稲田が慶應に差をつけつつあることを書きましたが、W合格対決でも早稲田理工を選ぶ人が圧倒的に増えてきています。
究極の選択でどちらを選ぶか悩ましいですが、差が出てきた感じですね。
私はしばらくこの傾向が続くと踏んでいますが、果たして来年はどうなるでしょうか。