大雨の中、行って来ました。
東工大卒業式
式典は14時からだったのですが、「ご家族は別会場のスクリーンでの視聴となる場合があります」との注意書きがありましたので、1時間前に行きました。
雨だし、大学院の卒業式なんて、保護者はそんな行かないだろうとタカをくくっていたのですが、ブロ友さんからも結構保護者も多かったといった情報も得ていたので、早めにいった次第です。
これが、大正解。
ギリセーフでもう少し遅ければスクリーンでの視聴になっているところでした。
式典はまずは東工大校歌。
校歌ちゃんとあるんです。
そして、学長のスピーチ。
もちろん、英語です。
式典で最も印象に残ったのはOBから卒業生へのメッセージ(来賓祝辞)です。
かなりギリギリを攻めた祝辞で会場中がザワついたと思います。
超簡単にまとめると
・ただでさえ知名度がない大学が、大学名が変わり更に知名度がなくなり、信州大の従兄弟も工業大学をバカにするイキった叔父さんもいなくなることを嘆く。
・不安だらけの未来であることを、具体例をあげ早口で畳みかける。
・自分の衝撃的なプロフィールを紹介する。それは。。。
・就活時に「学校推薦」を使用して某カメラメーカーの内定を得たにもかかわらず、入社式当日に内定を辞退しその会社の人事からもの凄く怒られた。
・東工大からは少しだけ怒られたものの、今日、来賓としての祝辞を述べることが許された。
・変化の激しい世の中ではあるが、卒業するみんなには変化をさせる側になって欲しい。
(超簡単にまとめましたが、実際はもっと面白くて心に響くものでした)
この祝辞を述べられたのは2013年に大学院を卒業した稲川貴大氏。
あのホリエモンのやっている民間宇宙開発会社の社長です。
入社時は数人の会社が今は170人になったそうです。
東工大時代は鳥人間コンテストで設計者として活躍をされていた方です。
刑務所から出所したばかりのホリエモンから「君はカメラをつくりたいのか、ロケットを作りたいのか」と口説かれたそうです。
JAXAや三菱重工からは内定をもらえなかった稲川さんが、史上初めて民間企業単独でロケットを宇宙空間に到達させる偉業を成し遂げたわけです。
いやー、面白かったです。
卒業生のみなさんも
「いっちょ、やったるかー」
って気持ちになったのではないかと思います。
奏も大学にいたので、呼び出して4人で写真を撮りまくりました。
卒業、おめでとう!!