昨年も記事にしましたが、本日は、私立最高峰早慶、それも上位学部に絞って高校別ランキングを紹介します。
早慶上位学部は、東京一工など難関国立の有力な併願校であるという面と私立専願組の最高峰という面を持っており、早慶それぞれでも傾向がかなり違うことを昨年も紹介しましたが、2024年も同じ傾向かみていきます。
具体的には、早稲田政経、法、慶應経済、法の4学部のランキング表になります。
何故この4学部かは、昨年の記事をご参照ください。
それでは、この4学部の高校別ランキングを紹介します。
【】は2024年東大合格者数です。
<早稲田政経>
1.開成57【149】
2.聖光53【100】
3.渋幕44【64】
4.日比谷37【60】
5.早稲田34【43】
5.浅野34【45】
7.海城33【49】
8.筑駒32【90】
8.渋渋32【43】
10.麻布31【54】
ベスト10は東大合格者トップ10と順位までもほぼ丸かぶりです。
共通テスト利用合格者も一定程度いることもその傾向に拍車をかけているものと思われます。
また、ベスト10以下の顔ぶれをみても、数学必須化により私立文系が受験しにくくなったこともあり、東大ランキングに入ってこないような高校は殆んどなく、難関国立併願組が強い感じです。
<早稲田法>
1.開成37【149】
2.聖光28【100】
3.日比谷26【60】
4.海城20【49】
4.豊島岡20【26】
6.市川19【31】
7.筑駒18【90】
7.麻布18【54】
9.桜蔭17【63】
10.浦和16【44】
10.女子学院16【26】
10.渋渋16【43】
政経と比べると全体的に合格者数が少なく、顔ぶれにほんの少しですが、東大ランキングの平均順位が落ちる印象です。政経には出てこなかった女子校が3校(豊島、JG、桜蔭)ランクインしているのは、女子の法学部人気を物語っているのかもしれません。
次に慶應をみてみます。
<慶應経済>
1.開成45【149】
2.聖光41【100】
3.浅野37【45】
4.日比谷31【60】
5.渋幕29【64】
6.海城27【49】
7.攻玉社22【9】
8.麻布20【54】
9.桐朋19【12】
10.市川16【31】
10.頌栄16【4】
10.駒東16【44】
トップ6は東大ランキング上位校が並びますが、早稲田では出てこなかった東大合格者20人以下の高校【赤字】がチラチラ出てきます。
国立併願組にとっては数学受験のA方式があり、国立理系で併願する方も少なくない一方で、B方式で私立専願組も勝負になるといったところでしょうか。
<慶應法>
1.頌栄30【4】
2.攻玉社16【9】
3.日比谷15【60】
4.海城11【49】
5.渋幕10【64】
6.栄東9【19】
6.渋渋9【43】
6.開成9【149】
6.聖光9【100】
10.開智8【7】
10.湘南8【20】
10.学芸附属8【21】
慶應法学部は東大合格者20人未満の高校のランクインが目立ちます。
小論文があるため、国立併願者が準備しにくく、私立専願有利になるという側面もあるのかもしれません。
如何でしょうか。
早慶上位学部でもカラーがそれぞれ違いますね。
また、首都圏の高校が目立ち、関西勢は東大ランキング上位校(灘や西大和など)でも早慶併願者は多くないようです。
文学部でみるともっと傾向がはっきりするかなとも思いましたので、早慶文学部のランキングもみてみます。
<早稲田文>
1.頌栄22【4】
2.湘南20【20】
3.鴎友19【13】
4.日比谷18【60】
5.船橋17【21】
5.女子学院17【26】
7.広尾学園14【9】
8.渋幕12【64】
8.西12【17】
8.桜修館12【5】
8.横浜緑が丘12 【2】
政経、法学部とは高校名が様変わりで、東大合格者数が20名未満の高校が過半数となります。
また、女子校、共学ばかりが並び、男子校が1校もありません。
<慶應文>
1.頌栄25【4】
2.日比谷23【60】
3.湘南22【20】
4.東京農大一18【1】
5.桐光学園17【5】
5.栄東14【19】
7.攻玉社13【9】
7.鴎友学園13【13】
9.開智12【7】
10.世田谷学園11【5】
8割の高校が東大合格者20人未満、東大合格者1桁の高校が過半数といった顔ぶれです。
早稲田と慶應でも、また、学部でも違いが結構出ていて特徴が分かるなと思いました。
