国立前期入試も終了しましたが、前期試験がダメだった場合、進学しようが浪人しようか、悩まれている方もいらっしゃるかと思います。
以前、そのあたりのことをまとめた記事を書きましたので、まずは、こちらをお読みください。
今日補足したいのは、上記記事で記載した他大学院進学、いわゆる学歴ロンダリングの話です。
東工大を例にとると修士生(大学院1-2年生)は東工大生と他大学生、ざっくり半々です。
意外と多いかと思われるのではないでしょうか。
学歴ロンダリングに関する疑問は次の3つに集約されると思いますので、東工大を例にとって回答します。
もちろん、私の知りうる情報の範囲なので、誤りや異論あればご指摘ください。
Q1.就職活動の際、学歴ロンダリングは差別されるのではないか?
⇒差別はさほどなさそうです。
花子の就活記で花子周辺では最終的にはみなさん優良企業に内定をいただいていると書きました。
もちろん、内部生だけでなく外部生も指してのコメントですので、一般企業就職という観点では差別は殆どないと感じました。
Q2.東工大大学院の出身大学(東工大以外)だとどのあたりの大学か?
⇒古い情報になりますが東大、東工大の出身外部大学上位こんな感じです。(2009.3.2、AERA)
東大院:
1位:早稲田(73人)
2位:理科大(56人)
3位:東工大(52人)
4位:横国大(39人)
5位:東北大(37人)
東工大院:
1位:理科大(90人)
2位:電通大(29人)
3位:芝浦工大(19人)
4位:北里大(17人)
5位:中央大(15人)
東工大公式サイトをみると、例えば下記のようにバラエティーに富んでいます。
学部の入学難易度からすると下克上というパターンもたくさんありそうです。
Q3.大学院入試対策はどれくらいの時間が必要か?
(A3)
こちらのサイトに詳しく書いてありましたが、1000時間もあれば十分ということです。
如何思われましたでしょうか?
私は、一浪するよりも大学院受験を前提に現役進学という選択肢も大ありと思います。