花子就活記⑦~まとめ 東工大女子就活最強説! | 理系女子の難関大受験記&親父のつぶやき

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子ども2人の受験監督を務めた50代親父が綴る受験日記です。
これから受験する方の参考になればとリアルな体験を余すところなく語ります。
今は、趣味の話や日常のつぶやきのほうが多いかも。
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アメンバーの方には、花子の就活記をお読みいただきましたが、アメンバー以外の方に結果とまとめを書きたいと思います。

 

花子の就活を通じて、就活関係のサイトや動画でも研究しましたので、実体験やそれら情報も交えての所感になります。

 

 

まず、結果から申し上げますと、花子は業界トップクラスの有名企業数社に応募し、幸運にも第1志望を含む複数社から内定をいただくことが出来ました。

 

 

花子の応募企業の具体的な応募倍率は分かりませんが、ネット情報などからすると数十倍~数百倍らしいです。 

 

大学受験とは比較にならないくらいの倍率ですが、大学入試と違い受験料はかかりませんので、記念受験ならぬダメ元応募もたくさんありますので、そのような倍率になってしまうのだと思います。

 

したがって、企業側もエントリーした学生全員のESをみる時間もないので、やはり学歴フィルターなどの一定のスペックでみているのは間違いないと思います。

人気企業の場合、旧帝一工ならそれなりのエントリーシートが書かれていれば書類選考は通るが、MARCHならTOIEC900点とか、体育会とか、プラスアルファのスペックがないと書類で落ちるといった感じです。

 

そういう意味では、東工大ブランドのおかげでみかけの倍率が数百倍でも実質倍率は10倍~50倍くらいになるのではないかと思いますが、人気企業になればなるほど、スペックの高い学生ばかりで争うことになり、最終的にはガクチカ(TOEICなど含む)、プレゼン力、コミュニケーション能力勝負となります。

 

 

 

次にみなさんに参考になりそうな項目についてコメントします。

 

【就活開始時期】

花子はM1の2月からスタートし、結果的には問題がなかったのですが、本人も準備はもっと早く始めるべきだったと言っています。

企業や業界を調べ志望する企業を選ぶのにも、志望理由などESを書くのにもかなり時間がかかりますので、企業へのエントリーは2月だったとしても、企業研究や自己分析(志望理由やガクチカなど含む)は年内のうちに準備しておくことが必要かなと思います。

 

【ガクチカ】

入社してからしっかり活躍できるかどうか、そのポテンシャルや周りを巻き込んでの行動力をエビデンスとして示すのがガクチカとなりますが、理系の場合は、自分の研究についてしっかり語れることが一番重要だと思います。

サークルやバイト、留学など、話を盛ることは出来るかもしれませんが、元ネタがないと厳しいので、しっかりと充実した学生生活を心がけましょうびっくり

何もなければ、TOEIC900点とか、分かり易い実績を作っておくのも手と思います。

 

 

【応募社数】

受験料はかかりませんので、何社でも応募できますが、10社程度に絞るべきと思います。

「東大や東工大ならES(書面)やWebテストで落ちることはなく、一次面接まではフリーパス」だと思われている方もいらっしゃるかもしれませんが、東大生でも人気企業ならESやWebテストの段階でも普通に落ちます。しっかりと対策する必要があるため、10社程度が限界なのではと思います。大学受験と同じで過去問やらずに乱れ打ちしてもロクな結果は出ないという感じかなと。

 

 

最後に東工大について。

 

 

花子の就活を振り返り、東大だったら結果が変わったかというと全くそんな気はしないので、就活での東大・東工大の差はほぼ無いと思われますが、女子であるがゆえの有利さはかなり感じたようなので、就活での東工大男子と東工大女子の差はあるように思われます(あくまで個人の感想です)。

 

 

ちなみに花子の周りの東工大生も、苦労したりしなかったり紆余曲折ありますが最終的にはみなさん、素晴らしい進路を獲得している(私が聞いている限り、超有名&優良企業ばかりです)模様です。何社落ちようが1社良い会社から内定もらえればOKというのが就活の良いところです。

 

 

あまりにうまく行き過ぎて、拍子抜けしてしまいましたが、東工大女子で研究室頑張っていれば、こんな感じなんだろうと思います。

 

大変ですが、大学受験で苦労する甲斐はあります!

 

受験生のみなさま、安心して受験勉強、頑張ってくださいニコニコ