今年度2024年入試から東工大の志望学院が第2志望まで(従来は第3志望まで)しか書けなくなります。
受験生の皆様は、悩まれている方も多いかと思います。
そもそも学院制って何、とか、選び方が分からない方は下記記事をどうぞ。
今日の記事は、志望学院がある程度決まっているであろう受験生向け、具体的にどう書くべきかというものになります。
昨年度入試までは第3志望まで書けましたので
第1志望:1番行きたい学院
第2志望:2番目に行きたい学院
第3志望:滑り止めの学院(あまり行きたくないが東工大生になれるなら)
というパターンが大半だったと思います。
これが2つしか書けないとなると悩みますよね。
おそらく、
【パターン1】王道
第1志望:1番行きたい学院
第2志望:2番目に行きたい学院
【パターン2】第一志望がダメなら滑り止め。
第1志望:1番行きたい学院
第2志望:滑り止めの学院(あまり行きたくないが東工大生になれるなら)
【パターン3】高望みせず、第一志望を落とし、滑り止めも抑える。
第1志望:2番目に行きたい学院
第2志望:滑り止めの学院(あまり行きたくないが東工大生になれるなら)
ということになりそうですが、具体的に考えてみます。
ここ数年間の合格最低点は
情報理工学院>>>>工学院/理学院>>物質理工学院/環境社会学院≧生命理工学院
と割とはっきりした傾向があります。
比較的悩まないパターンは下記3パターンと思います。
1.行っても良いという学院が2つ以下(他の学院なら合格しても進学しない)の場合
少数派とは思いますが、この場合は、悩む必要ないですね。
2.特に行きたい学院はなく、とにかく東工大に入りたい場合
この場合は、合格最低点が低そうな2つを書くということになると思います。第1志望 物質or環境 第2志望 生命で良いのではないでしょうか。
3.第1志望、または、第2志望が物質理工学院、環境社会学院、生命理工学院いずれか
この3学院の合格最低点がどこが一番低くなるかは年によりますので、敢えて更なる滑り止め学院を書く必要はないと思われます。素直に第1志望、第2志望で学院を記載すれば良いと思います。
つまり、悩ましいのは第1志望と第2志望が情報、理学院、工学院のうちの2つの場合ということになりますので、それぞれのパターンで考察します。
4.第1志望が情報理工学院、第2志望が理学院or工学院の場合。
これは悩ましいです。志望通りに記載した場合、滑り止まらずに物資or環境or生命なら合格していたってことは十分にありえます。
志望度合いの強さによって
「第1情報、第2工or理」にするか、安全に「第1情報、第2物質or環境or生命」または「第1・第2を工or理」、さらに安全に「第1工or理、第2 物質or環境or生命」にするかの4パターンがありそうです。
5.第1志望が理学院or工学院、第2志望が情報理工学院の場合。
これは比較的分かりやすいです。
来年も情報理工学院は合格最低点が他の学院より高いのは確実なので、第2志望に書く意味は全くありません。
書く意味のない情報理工を切って「第1・第2を工or理」か「第1工or理、第2 物質or環境or生命」で良いのではないでしょうか。
以上のようにざっとまとめてみましたが、安全に行くか、行きたいところだけを書くか悩みますね。
ちなみに花子の受験時は第2志望までしかかけない制度だったのですが、滑り止めは書かず行きたい学院順に2つ書きました。