【2023年最新】首都圏高校難関大現役進学率を集計してみた! | 理系女子の難関大受験記&親父のつぶやき

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今週号のサンデー毎日に恒例の著名進学校の現役進学実績が掲載されました。

 

この情報は激レアで、買い逃すと一生手に入りませんので、私は10年以上この号だけは毎年買い続けています。

 

というのも、以前に記事にしたとおり、殆どの進学校はHPで合格実績は公表していますが、進学実績を公表していないからです。

 

 

ベールに包まれた進学実績がこの号でのみ明らかになるわけです。

 

ちなみにサンデー毎日のこの号は2021年430円→2022年450円ときて、今年はなんと600円に大幅値上げになりましたえーん

 

週刊朝日が休刊になりましたので、強気な値段設定になりましたが、私はこの号だけは1000円以上出しても買うと思います。

 

それにしても、セーラームーンの表紙にビックリしましたびっくり

 

興味のある方、ポチってください。買う価値あります。

 

 

 

 

ということで、昨年に引き続き、サンデー毎日の現役進学実績を集計してみました。

 

 

 

具体的には、首都圏(東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城)の高校の現役進学率。

 

 単年度だけだと当たり外れがあるので昨年のものも貼っておきますね。

 

 

 

左から難関10国立+早慶、難関10大学、早慶現役進学率です。

1位の早稲田で説明すると実際の2023年卒業生のうち難関10国立進学者が16.2%、早慶進学者が57.5%合わせて73.7%といった意味の表です。

 

難関10国立+早慶現役進学率25%以上の高校を一気に発表します!

 

この比率が25%であれば、ざっくり成績上位4分の1にいれば、このような難関大に現役進学できる可能性が高いという感じでみていただければと。

 

  前年比 偏差値 難関10
+早慶
難関10 早慶
早稲田   64 73.7% 16.2% 57.5%
聖光学院   69 62.0% 41.0% 21.0%
筑駒 73 61.9% 52.5% 9.4%
渋幕 70 52.4% 29.8% 22.6%
駒場東邦 66 52.4% 38.4% 14.0%
渋渋   65 49.8% 28.9% 20.9%
女子学院   66 49.5% 24.3% 25.2%
頌栄 56 47.2% 9.2% 37.9%
栄光   65 46.6% 30.3% 16.3%
桜蔭   68 46.3% 34.6% 11.7%
開成 × 72 45.8% 34.9% 10.9%
小石川 66 42.5% 26.8% 15.7%
浅野   64 42.0% 25.3% 16.7%
洗足学園   63 41.5% 13.1% 28.4%
豊島岡   68 38.0% 20.5% 17.5%
湘南     37.4% 15.7% 21.6%
  59 36.4% 18.4% 18.0%
私立武蔵   66 35.7% 22.8% 12.9%
攻玉社   55 34.6% 12.5% 22.1%
千葉   65 34.4% 20.3% 14.1%
雙葉   66 34.3% 9.0% 25.3%
筑波   66 34.3% 16.1% 18.2%
船橋     33.2% 23.4% 9.9%
日比谷 ×   33.1% 16.6% 16.6%
鴎友学園   59 32.5% 12.7% 19.7%
国立     32.4% 18.6% 13.8%
サレジオ × 60 30.9% 15.2% 15.7%
浦和明の星   65 30.8% 5.3% 25.4%
青山     30.7% 11.5% 19.3%
市川   62 30.7% 13.0% 17.7%
白百合   61 30.2% 6.9% 23.3%
大宮     29.1% 15.4% 13.7%
本郷   58 29.0% 9.2% 19.7%
浦和     28.9% 21.0% 7.9%
武蔵   61 28.9% 19.3% 9.6%
桜修館   59 28.8% 9.6% 19.2%
西     28.5% 15.7% 12.8%
柏陽     27.3% 10.3% 17.0%
昭和秀英   60 27.1% 13.1% 14.0%
横浜共立   54 26.4% 2.2% 24.2%
並木     26.4% 19.4% 6.9%
  57 26.2% 13.6% 12.6%
相模原中教   58 25.7% 14.6% 11.1%
東葛飾   60 25.3% 12.7% 12.7%

 

※麻布、フェリス。横浜翠嵐などサンデー毎日非掲載校はこの表に載っていません。また、広尾学園は早慶を含む私立大学の現役進学者数を回答拒否している模様(昨年はきちんと回答)なので集計不能です。

 

※難関10→東京、京都、大阪、東北、名古屋、九州、北海道、東工、一橋、神戸

 

※偏差値→中高一貫校のみ記載。2023卒業の入口偏差値=中学入学時2017年の日能研R4結果偏差値(複数回受験校は1回目偏差値)。

 

※前年比→◎は前年比7ポイント以上UP、✖は7ポイント以上ダウン。

 
また、サンデー毎日には医学部現役進学者数未記載なので、単純に大学名での集計しています。豊島岡など医学部志向の高い高校には実際の進学実績の肌感覚と合わない部分もある(この表の比率だと悪くみえてしまう)ことにご注意ください。
 
何点かコメントしておきます。
 
●早稲田高校は相変わらず素晴らしく、一般受験組以外は早稲田に現役で推薦入学するのでとても羨ましい結果になっています爆  笑
 
●昨年のMVPサレジオは、なんと15ポイント以上実績が落ちてしまいましたので、昨年が出来過ぎだった可能性があります。
 
●今年のMVPは頌栄女子学院。入口偏差値56で旧帝一工早慶への現役進学者が約半数とはバグっている。2回目入試の偏差値が60ということや帰国子女の存在を割り引いても凄いと思います。
 
●昨年ランク校から圏外にランクダウンした高校は、吉祥女子、城北、世田谷学園、東洋英和など。特に吉祥女子は昨年33%→今年19%と大幅ダウン。
 
●難関10国立+早慶現役進学率25%以上の高校を掲載しましたが、同じ25%以上でも、早慶が10%未満の高校は、筑駒、県立浦和、県立船橋、都立武蔵、県立並木中教とすべて国公立高校。首都圏でも国公立高校は国公立大学志向が強い。
 
 
 
上の表に記載してされている難関10国立+早慶に25%以上現役進学している高校は、残念だった人も含めると生徒の大半が難関大学を目指すような高校であることを意味し、どの学校を選んだとしても、受験時の空気感という意味でも問題ないと思います。
 
これから志望校を選ばれる方、この表から通学の便利なところを選んでおけば間違いないかと。