先日の記事で早慶上位学部の高校別ランキングを紹介しましたが、早慶理工学部合格者には私立専願は殆んどおらず、東京工などの難関国立併願者が大宗だろうと書きました。
早慶理工学部は共通テスト利用はないのですが、一般受験だけの結果でも東大ランキングと丸かぶりだろうと思っていますが、果たして本当か、 データはあるのでそれを検証すべく、紹介しておきます。
<早稲田理工(先進、基幹、創造の合計)>
1.開成90
2.横浜翠嵐77
3.渋幕73
4.海城61
5.筑駒49
6.聖光48
7.浅野47
8.麻布45
9.駒東44
9.西44
9.国立44
<慶應理工>
1.開成84
2.横浜翠嵐72
3.浅野51
4.聖光50
5.海城43
5.栄光43
7.渋幕41
8.駒東39
9.麻布37
10.筑駒36
如何でしょうか。
首都圏の高校だけになりますが、東大合格者ランキング上位校と丸かぶりですね。
ただし、今回及び先日紹介した早慶合格者ランキングはすべて一般入試だけの合格者であり、この中には辞退して実際には進学しない方も多くいますし、上位校ほど難関国立にも合格し、そちらに進学する人数が多くなるものと思われます。
また、実際の進学者は、一般入試だけでなく結構な人数の推薦合格者が含まれますので出身高校の内訳は大きく変わることにも留意が必要です。年にもよりますが、入学者に占める一般入試合格者比率は早稲田理工で約5割、慶應理工で約6割です。
ちなみに早慶の高校別現役進学者数については毎年6月頃に週刊朝日とサンデー毎日に掲載されますが、学部別には掲載されません。
そんなデータ、私のようなオタクにしか需要がないので仕方ないところでしょう