今月5日に行われた棋王戦第3局で棋士人生で初めて?の詰み逃し負けを喫した藤井5冠ですが、直後の羽生九段との王将戦を防衛し、5冠を死守。
羽生九段との夢の対決を制した後の罰ゲーム↑
そして、昨日行われた渡辺棋王VS藤井聡太5冠の棋王戦第4局。
見事完勝!!
3勝1敗で棋王を奪取し、
史上最年少の6冠
を達成しました。
実は、昨日朝9時から始まった棋王戦ですが、なんと10時半からのNHKではNHK杯決勝戦、藤井聡太5冠VS佐々木勇気7段が放送されていました。
同時刻に、AmebaTVで藤井ー渡辺戦、NHKで藤井ー佐々木戦。
藤井5冠は
分身の術
も使ったのです。。。
というのは冗談で、NHK杯決勝戦は録画放送。
将棋界では、TV棋戦は放送されるまで結果について箝口令が敷かれ、勝ち星や連勝なども放送までは未反映のまま公表、放送後に更新されるという徹底ぶりです。
そのNHK杯も藤井聡太5冠が制して初優勝を飾りました。
この放送により、藤井聡太5冠の先手番29連勝(NHK杯決勝戦は後手番)も途切れていなかったことが判明し、新記録樹立となりました。
一般棋戦は、NHK杯、朝日杯、銀河戦、JT杯と4つありますが、今年度藤井聡太5冠は4つの棋戦すべて優勝し、史上初の年間グランドスラムを達成しました!!
4つの棋戦はすべてトーナメントなので、1回負けたら即敗退。
しかも持ち時間が少なく、番狂わせが起こり易い早指し棋戦。
NHK杯5連勝、朝日杯4連勝、銀河戦5連勝、JT杯3連勝と取りこぼしなしの完全制覇、凄すぎです。
勝率8割だとしても5連勝する確率は3割強ですので、年間グランドスラムすることが如何に難しいか、想像に難くないと思います。
藤井聡太少年の夢
名人をこす

前代未聞の年間グランドスラム、史上最年少6冠、既に「名人をこす」を実現できたようにも思いますが、名人はまだとっていません。
4月からの渡辺名人との名人戦、奪取して名人&7冠、期待しています!!