今年の競馬界を振り返る | 理系女子の難関大受験記&親父のつぶやき

理系女子の難関大受験記&親父のつぶやき

子ども2人の受験監督を務めた50代親父が綴る受験日記です。
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本日で2022年のJRA開催が全て終了しました。

 

 

今年のクラシック戦線は、2歳11月の東スポ杯から前哨戦を一切使わず、ぶっつっけ皐月賞、ダービーに向かったイクイノックスが話題となりました。

 

 

オールドファンには信じられないローテーションです。

2歳GⅠ戦を使わないどころか、3歳になっても全く使わない!

 

怪我なら仕方ありませんが、体質が弱いので大事に育てたいという理由でです。

 

大学受験で喩えれば、中学時代の模試で一度全国1位をとったあと、一度も模試を受けず、過去問も解かず、参考書だけでぶっつけで東大を受けて首席合格を目指すと言う感じですね。

 

信じられない無謀なスケジュールです。

 

さすがに皐月賞、ダービーとも勝てませんでしたが、両レースとも惜しい2着と常識を覆す驚愕の結果を残しました。

 

結局クラシックは取れませんでしたが、ダービー2着後に、これまた、ぶっつけで挑んだ天皇賞を驚異的な追い込みで勝つと、年末の有馬記念を楽勝し、現役No1を印象付けました。

 

おそらくすべての競馬ファンの中で一番印象に残ったのは天皇賞秋でしょう。

 

 

私も長い競馬歴の中で印象に残ったレースベスト5に入ります。

 

とんでもない展開に場内がざわついた衝撃のレース。

 

ご覧になっていない方、たった2分ですので、是非、ご覧下さい。

 

 

 

 

イクイノックスは2歳で2レース、3歳で4レースと通算たったの6レースしか出走せず、史上最少出走での有馬記念馬となりました。

 

同じ3歳で有馬記念を制した三冠馬ナリタブライアンは2歳で7戦、3歳で7戦の計14レース出走していましたので、大違いです。

 

もはや前哨戦は意味を持たず、如何に消耗せずに大レースだけを使うかという時代が来た感じですね。

 

キタサンブラック産駒だけに成長力がありそうで、4歳になる来年からは手がつけられなくなるほど強くなるように思います。体質も強くなったのでレース間隔詰めてくるのではないでしょうか。

日本史上最強馬になるかもしれません。是非、凱旋門賞に挑戦、勝利して欲しいです。

 

そしてなんといっても、米国のフライトライン

 

怪物という言葉は彼のためにあります。

 

私の中では世界史上最強馬です。

 

 

 

フライトラインは2歳時に厩舎のドアに脚をぶつけて大けがを負った影響でデビューが大幅に遅れ、2歳時は出走無し。3歳3戦、4歳で3戦のわずか6戦で引退をしました。6戦6勝(GⅠ:4勝)、2着に付けた着差累計は71馬身という強烈な勝ちっぷり。

 

イクイノックスやフライトラインのように前哨戦なしに大レースのみ間隔を開けて出走するのがこれから主流になるかもしれません。

 

 

競馬関係者のみなさま、今年も感動をありがとうございました!!