先週号のサンデー毎日に全国4300高校の現役進学実績が掲載されていたのですが、ご覧になった方はいますでしょうか?
大学合格実績は各種メディアや各高校のHPに掲載されていたりするのですが、進学実績までは掲載していない高校が多いのでとても貴重な情報になります。
例えば、開成高校の早慶合格者453名ですが、現役早慶進学者は40名と全合格者の10分の1以下で、合格実績と現役進学実績は全く違う情報なのです。
サンデー毎日の現役進学実績は、難関10国立大学、全国国公立、早慶、上理、MARCHなど主要私立大学の進学者数が高校別に一覧表になっています。
私が興味を持ったのは、一覧表に集計記載されている全国国公立大学現役進学率です。
東京の高校でみると国公立大学の現役進学率が50%を超えているのは僅か2校。
54.8%の開成高校と
50.6%の都立小石川。
ちなみに筑駒は48.1%、桜蔭は47.6%と過半数には届いていません。
学年の過半数が国公立大学に現役合格&進学しているというのは驚異的と思います。
進学率ですので、例えば横国や外大に合格して早慶に進学した人は含まれないので、より厳しい数字になりますが、その中で過半数です。
ところが。。。。
凄いなぁと関心しながら、表を眺めていたら、そんな高校がウジャウジャあることに気づいたのです。
しかも、国公立大学現役進学率が50%どころか、なんと驚異の70%超えの高校が全国に5校もあったのです。
当然ながら第一志望の国立に残念な生徒がいないことはありえないので、国公立現役進学率7割というのは、下位1-2割の生徒の中からも国公立大学に合格していることを意味します。
凄くないですか?
どこだと思います。
灘?
意外と
聖光学院?
いえ、違います。
聖光学院は57.0%。灘は54.8%で、7割には全く届いいていません。
そんな国公立大学現役進学率7割超の高校。
それでは発表します!!
第1位:松山南(愛媛)71.14%(国公立大学現役進学者249名/2022年卒業生数350名)
第2位:諫早(長崎)71.11%(192/270)
第3位:甲南(鹿児島)70.8%(221/312)
第4位:長崎西(長崎)70.1%(192/274)
第5位:盛岡第3(岩手)70.0%(196/280)
みなさんの知っている高校はありましたでしょうか。
ちなみに現役東大合格者は長崎西が2名、松山南と諫早が1名、甲南と盛岡第3は0名ですので、全国的な有名進学校ではないと思いますし、私は5校すべて知りませんでした。
それでは栄えある第1位の松山南高校の現役進学実績を詳しくみていきます。
現役東京大学進学1名ですが、現役京都、一橋、東工大進学は0なので、東京一工で合計1名(0.3%)。
難関国立10大学(旧帝一工+神戸)まで広げても26名(7.4%)。
???
何か思ったのと違います。凄いような凄くないような。。。
そうなんです。愛媛大学85名を筆頭に、ローカル国公立大学進学者が殆どなんです。
首都圏の受験事情しかしらない私には違和感しかなかったのですが、地方はこのような高校がたくさんあるのです。
地方の高校は
1.極端な国公立志向
先の松山南でみると、地元国公立大学に限らず、北見工業大学、帯広畜産大学、高崎経済大学、千葉県保健医療大学、福岡女子大学など、全国津々浦々の国公立大学に進学しています。
2.現役志向
あまり無理をせず、確実に合格できそうな国公立大学に出願している?
(前期がダメな場合、かなりレベルを落として中期、後期に出願している?)
長くなったので、続きは別の機会にしますが、首都圏と地方では大学受験する志望校の選び方が全く違うということに改めて気づかされました。
みなさんの高校と比較して如何でしょうか?

