共通テストとセンター試験で違う意外な科目 | 理系女子の難関大受験記&親父のつぶやき

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子ども2人の受験監督を務めた50代親父が綴る受験日記です。
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共通テストとセンター試験の明確な違いとして、英語と数ⅠAが挙げられます。

 

英語のリーディング(R)は長文読解となりアクセントの問題や文法問題がなくなるという明確な違いがありました。

また、リスニング(L)は2回読みから一部1回読みになり、従来R200点、L50点の配点がRLそれぞれ100点に変更となりました。

 

数ⅠAは当初記述問題が出される予定で試験時間が60分から70分と10分延長されましたが、ご存知のとおり記述問題がなくなり、試験時間だけが変わりました。

 

これ以外は、基本的にセンター試験と大きく変わらないと言われていましたが、実は数ⅠAⅡBと物理の問題も結構変わりました。

 

どの問題集にもないような初見で考えて解くタイプの問題が出るようになったのです。

 

奏は夏休みにセンターの過去問をやっていたのですが、センター過去問では満点近くで安定している物理が共通テスト模試では大きく失点することが何度かあったのです。

(ただし、奏の場合、数学のほうは、問題形式が変わっても失点することはありませんでした。)

 

最初はたまたまと思っていましたが、奏が学校の演習でやる物理の共通テスト予想問題が毎回7割程度しか得点出来ないと相談してきました。

 

昨日の記事に記載したとおり、横国の合否判定には物理は2.75倍の係数がかけられる影響大きい科目ですので、大量失点は許されません

 

そこで、センター過去問ではなく、共通テスト対策予想問題をやることに切替えました。

 

ところが、各塾の作成する共通テスト予想問題のレベルはバラバラで、従来のセンター試験型の問題になっているものもあります。

 

共通テスト予想問題は通称桃パック(河合塾)、青パック(駿台)、緑パック(Z会)があります。

 

この年、圧倒的に評価が高かったのは緑パック(Z会)のものでした。

桃パックはセンター試験踏襲型のク○仕様、青パックは形式は共通テストを意識した形式にはなっているものの難易度がセンターレベルということで嫌われていました。

 

私は、物理がこんなことになっていることに気付くのが遅れ、気付いたときには緑パックはすべて完売となっていて焦りました。

 

書店を探しまくり、どうにか、緑パックを入手し、何とか間に合ったと思いました。


もし、皆さまから来年の共通テスト対策としてセンター過去問と共通テスト予想問題、どちらをやったほうが良いか、と問われれば。。。


センターの過去問は粒揃いで精度の高い良問、予想問題集は共通テスト対応となっているものの問題の質にバラツキがあり不安が大きく悩みますが、英数物は予想問題中心、それ以外はセンター過去問中心かな、って思います。