中止となった横国の2次試験。
共通テストがうまく行かなかった場合に2次試験で逆転する事が不可能になりました。
しかし、考え方を変えれば、共通テストをしっかりとってしまえば、それだけで合格です。
東工大早慶を全落ちして迎える後期試験は大変厳しいものになると想像できますが、それが避けられるわけです。
共通テストを乗り切れば、早慶駄目でも横国に行けるという安心感によりプレッシャーからも解放される効果があります。
東工大だけを考えるなら、共通テスト対策はほぼ必要ありませんが、横国を取り切るため、我が家は共通テスト対策もきちんと行うことにしました。
具体的にみていきます。
通常であれば、横浜国立大学理工学部の後期試験は下記の配点でした。
共通テスト650点満点(国100,英R240L60,数100,理100,社50)
2次試験900点満点(数450,理450)
2次試験に英語が課されない(英語は共通テストレベルがクリアできれば良いと)のが特徴で、英語は苦手だが理系科目にめっぽう強い東工大受験生向けの大学だと思います。
コロナ禍で2次試験が中止になったので、すべて共通テストで判定ということになりました。
気になる配点は。。。
国語200×0.5
英語R100×2.4,英語L100×0.6、
数学200×2.75、
理科200×2.75、
社会×0.5
の1550点満点です。
国語英語リスニング社会は共通テストの点数は約半分に圧縮され、英語と数学と理科は2.4-2.75倍にブーストされる、というわけです。
理系科目有利の傾斜配点。
例年のボーダーであれば85%得点できれば大丈夫です。
今年は共通テストだけで判定される分ボーダーがあがる一方で、センター試験から共通テストになることで平均点が下がる効果もありますので、「行って来い」で85%がボーダー、安全圏は87%と考えました。
85%だと1317点、87%だと1348点、間の86%で1333点です。
奏の英数理の最低限のノルマ点数は
英語R85点L70点
数学 185
理科 175
と考えていました。
これを換算すると1236点です。
86%とるためにはあと97点。
つまり、国語と社会の素点で194点が必要という計算です。
国社の目標は70%の210点ですので、十分クリア可能です。
ということで、国社は70%を死守。
東工大二次科目の英数理は9割確保する。
という方針で横国を取り切ることとし、クリスマスあたりから共通テスト対策を開始し、年明けからは共通テスト対策100%という体制で臨むことにしました。
が、
この頃、合格ボーダーの読みが甘すぎる事には全く気付いていませんでした。。。