競馬場の冠名を持つ、歴史ある名門中距離戦…鳴尾記念（G3）
こんばんは、管理人の狐です( ´_ゝ`)ﾉ
今週からは2歳新馬戦が始まって事実上の新シーズンになります。明日は、阪神で別定中距離重賞「鳴尾記念（G3）」が行われます。鳴尾記念は、JRAの中でも一二を争うくらい開催条件が変わった重賞で、かつては目黒記念や京都記念などと同じく春秋開催があった名門重賞です。
【傾向】6月開催の別定戦になり徐々にG1に向かう古馬のステップ戦に変化、頻繁に条件変更されたレースということもありデータ取捨てには要注意。京都二千の実績比較は（改装時期含め）無理なので、中距離実績・高格式重賞出走歴・先行脚質・類似コース巧拙などをチェック。ローカル専用馬や高齢馬でも侮れず、前走大敗でも条件替って一考。
【予想】自信度 ★★★☆☆順当か？
阪神＝鳴尾記念のイメージが強いが、今年は58年ぶりとなる2度目の京都開催になる。過去のデータは無視して宝塚記念でも勝負になりそうな馬や成長途上の馬を重視したが、直線が短く直線平坦な内回り京都Cコースで先行馬は怖い。
◎ロードデルレイ、デビューから6戦5勝、唯一の4着も神戸新聞杯でサトノグランツに0.1秒差の見せ場たっぷりな内容。大阪杯を賞金不足で回避し休養明けの重賞挑戦となるが、古馬混合の3勝級・Lと連勝しているし前走のL競争の勝ち時計も内容も優秀でG3なら遜色ない。
○ヨーホーレイク、強い6歳世代のダービー0.6秒差7着・皐月賞0.6秒差5着の実績があるが、脚元が弱く4歳時日経新春杯1着後に長期休養に入り、前々走の金鯱賞で2年2ヵ月ぶりに復帰し3着と好走。6歳馬だが未だ9戦で馬が若く、差し届かない可能性がある京都でも好勝負。
▲エアサージュ、3歳時に4戦3勝で菊花賞に挑戦して8着、虚弱体質で4歳は僅か1戦のみ。ダートを使うなど試行錯誤したが芝に戻って5戦4連対、右小回りコースの先行策が得意で京都阪神札幌と崩れ知らず。距離二千（3,2,1,1）もベストの距離で遅れてきた素質馬が一発狙う。
△ボッケリーニ、6歳と7歳で重賞を勝ち、8歳の今年もAJC杯2着と衰えを知らない8歳馬。コース不問の万能タイプで、京都も（2,2,0,1）と得意。京都二千はやや距離不足な感じで、宝塚記念前の仕上がりも余裕残しで印を下げたが、格と能力考えて無印にはできない。
△ニホンピロキーフ、いかにも平坦直線が向いた印象があり、坂有コースのエンジンの掛りの遅さに比べて京都・小倉の走りっぷりは別馬。京都は3戦して3戦とも馬券圏内と好相性だし、格下で地力に劣るが一概には。時計勝負は分が悪いのでロスなく立ち回れれば…
では、皆さんの的中をお祈り申し上げます(=ﾟωﾟ)ﾉ
