NHKマイルCの前哨戦、荒れる中山マイル3歳戦 … NZT（GⅡ）
こんばんは、管理人の狐です( ´_ゝ`)ﾉ
明日は阪神でヴィクトリアMの前哨戦「阪神牝馬S（G2）」、中山ではNHKマイルCのトライアル戦「NZT（G2）」です。同じG2格の限定重賞ですが、桜花賞除外組のボンドガールが出走するなどフルゲート16頭になったNZTをメイン予想にしました。
【傾向】1番人気馬の勝率が悪い荒れる傾向の強いNHKマイル前哨戦。前走傾向は、ファルコンSかスプリングSの重賞組が一応主力だが、近年は牝馬の健闘も目立ち牝馬限定路線…桜花賞除外組も含め要警戒。特別組ならマイル路線馬で経験馬重視、条件戦なら上位人気で1着のポテンシャルが欲しい。中山マイルは外回りなので先行力のある馬が内中枠を引いた場合は狙いになるが、マイル経験と実績のある馬なら前走大敗からの巻き返しも可能。
【予想】自信度 ★★★☆☆
中山マイル勝利実績馬が6頭いるがすべて逃げまたは番手の競馬、明日は展開とペースが鍵になりそう。誰が行くのかわからないメンバーで、一応内枠重視で差しに回れそうな馬を狙う。
◎ルージュスエルテ、賞金不足で桜花賞から回って来たが、毎年桜花賞の出走基準が高くなる傾向を踏まえ本命に。前走のクイーンCは出遅れて後方からの不本意な競馬、それでも逃げて連勝から一転末脚を使って僅差3着は能力の裏返し。成長力がありスピードも上位で首位有望。
○エコロブルーム、過去マイル3戦で全て馬券圏内とマイル適性が高く、追って味があるタイプでなくスピードで走り切るタイプなので中山もプラス。前走シンザン記念は2着だったが、前傾ラップで先行組の中では一番の競馬で良く残した。中山替りで再度注目。▲キャプテンシー、外枠に回ったので印を落としたが、マイル実績が3戦2勝2着一回と優秀。前走ジュニアCも好時計で逃切り勝ち、中山マイル経験済みなのは大きい。今度はフルゲート16頭で同型馬も多く試練の一戦に。△ボンドガール、伝説の新馬戦？1着から重賞に駒を進めた高素質馬。前走のサウジアラビアRCは直線切れ負けして2着、その後阪神JFもトライアル戦も使えず桜花賞除外でここに回って来た。もう一戦使えなかった過程に不安があり押さえまで。△オーサムストローク、前走の朝日杯FSは14着と大敗、中枠でゴチャついたスタートから前に出せなかった。関東圏ならマイルは2戦2勝、中山マイルの未勝利戦は逃げて圧勝だった。14番枠は厳しいが、差しに回ってもいい脚を使えそうなタイプ。スタート互角なら…△サトミノキラリ、枠順は不利だが差しに徹するなら面白い存在。前走ファルコンSは休養明けで輸送で出が悪く、追いにくい位置からの競馬で11着だった。今度は太目叩いて地元競馬だし、朝日杯FSで2馬身差6着の実績から一発が怖い。カズミクラージュは血統も馬体も良く魅力的な馬だが、千八4戦からの参戦で1枠…気乗りがせずに印が回らず。
重要度が増したヴィクトリアМのステップ戦…阪神牝馬S（GⅡ）
千四からマイルに変更されて7年目、ますます重要度が増した「阪神牝馬S（G2）」です。G1入着馬も多数参戦、今年も11頭立てながら好メンバーが揃いました。外回りは差し馬…ですが、Bコース変更と馬場コンディションで展開有利な馬に注意。中距離以上の重賞好走経験馬を重視して前走重賞なら掲示板級、前走条件戦からなら1着馬が有望。
◎ウンブライル
○モズゴールドバネル
▲マスクトディーヴァ
△ドゥアイズ
△ライラック
【予想】自信度★★☆☆☆展開重視
有力馬含むメンバー大半が控えるタイプで、阪神マイルは今週からBコース。本質は好位置競馬が持ち味の◎ウンブライルを本命とします。デビューから2連勝で阪神JFに挑戦し体調不良と最悪のスタートで15着と大敗。しかし馬体を立て直してマイル重賞3戦を僅差の勝負、ハーパーなど世代A級馬と渡り合った素質馬。前走東京新聞杯は初の古馬混合戦で22キロ増のコンディションながら0.6秒差1分32秒7、今度は本領発揮。○モズゴールドバネル、有力馬が後方で牽制する可能性が大きいなら、展開上唯一の逃げ馬の本馬にもチャンスがある。スローも平均もこなす万能型で番手競馬も出来るし、屋根もスランプ脱出した藤岡佑くん。4歳春から本格化し昨秋OP入りの遅咲き牝馬だが、相手関係から重賞でも。▲マスクトディーヴァは、本来大本命の立場だが、天候が微妙なトライアル戦で1枠も考え三番手に落とした。前走の東京新聞杯は差し損ねの6着だったが、本質は中距離馬で今度も下げて外回しなら頭は危険。△ドゥアイズは、阪神JF2着など世代A級馬と走って来た経験が豊富で実績もある。ここに来て馬体が成長、古馬と走っても一歩も引かない強靭さが出てきた。脚の使いどころが難しく2着止まりの多い馬だが、阪神外回りなら競馬はしやすいか？△ライラック、一昨年の重馬場エリザベス女王杯2着で重巧者と見られがちだが、昨年の府中牝馬Sやエリザベス女王杯にように展開次第で良馬場でも一線級を倒す地力がある。相手が軽くなるここは要注意で外枠もむしろ良い。
皆さんの的中をお祈りしています。ではでは(=ﾟωﾟ)ﾉ
