【狐の競馬】有馬記念(G1) |  おおむね日刊 ★ 狐のブログⅡ

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  今週は「アイビスSD(GⅢ)」「クイーンS(G3)」です。

暮れの中山で一年の締め括り、グランプリレース…有馬記念(GⅠ)
 こんばんは、管理人の狐です( ´_ゝ`)ノ  
  今年の競馬もいよいよ大詰め、明日は一年の締めくくりグランプリ「有馬記念(G1)」です。まだ28日にホープフルSが控えてるとは言え、一年の締め括りとなるお祭り競馬の有馬記念の性格は変わりません。
【傾向】サラブレッドの人気投票で出走馬が決まる世界唯一のレース。かつては人気A級古馬が軒並み出走してきたが、香港遠征やマイル・スプリント路線など有馬記念を目標にしない馬も増えてきた。前走で中長距離G1組が大半を占めるレースで、菊花賞・JC・海外G1・秋天皇賞組の実績が上位、牝馬でもエリザベス杯など限定G1からの参戦が強い。他重賞組なら上位人気で連対かつG1好走歴ありが条件だが、有力馬同士が相手を負かしに行く競馬になった場合の着穴はは他路線組が狙い。右回りG1好走歴・3歳なら春のG13着以内・G2優勝歴・同年出走重賞連対歴・常識的なボーダーか。時期的に渋った馬場適性も重要。

【予想】自信度 ★★★☆☆あなたの夢は?
有力馬が内外枠に振られる極端な枠順になり混戦に一層拍車がかかった感じ。候補6頭前後から本命馬は迷いに迷いました。各有力馬が勝ちに行く競馬をするようなら、世代レートに含まれないA級牝馬か長距離系の馬が穴に。
◎スターズオンアース、牝馬二冠馬で世代トップ級の能力がある4歳牝馬。牡馬混合G1でも全く力負けせず全11戦(3,4,4,0)と崩れたことが無い堅実派。前走のジャパンCも2分22秒6で3着なら太目の馬体を考えれば文句なしで、ひと叩きの今回は絶好の狙い頃。8枠は近年連対が無い枠だが、ダイワスカーレットの例もあり展開と能力次第と見て本命に。
〇タスティエーラ、データ上マイナス点の少ない馬で、ダービーを制し皐月賞・菊花賞ともに2着と距離コース万能の力を発揮した。決め手のあるタイプでは無いが、逆に中山二千五百は合っている可能性も高く、現に中山は2戦2連対で斤量56キロも有利。鞍上ムーアは父サトノクラウンで有馬に出ているが、その時は惨敗。二代目で前回の雪辱を果たすか?
▲スルーセブンシーズ、前々走の宝塚記念はイクイノックスと時計差無しの2着、G1の良績はこの1戦のみだが中身は濃い。休養後に前走は凱旋門賞を使い4着と健闘、馬群を縫う勝負根性と回転の速い末脚は素晴らしく5歳にして大成した感が。中山芝(4,1,2,0)とコース相性も良く早めに内に寄せられるようなら金星の可能性も大きい。
△ジャスティンパレス、春の天皇賞を勝ち秋の天皇賞も2着と能力は最右翼、他の有力馬が厳しい枠を引く中で5枠10番と運もある。昨秋の神戸新聞杯勝ち以降、鋭い脚も使えるようになり別馬のように成長した。昨年は同じ10番枠出走で7着に凡走、今年は控えて溜める競馬だろうがそこが死角にはなりそう。スタートの悪い馬で、そこは一つのポイントとなる。
△プラダリア、ダイワスカーレットの時の2着は8枠のアドマイヤモナーク…似た存在になりそうなのが本馬。典型的な切れないディープ型で、ディープボンドによく似た持続型。前走の京都大賞典もしぶとく残して1着、G2を2勝でダービーは2分22秒8の5着と一応の裏付けもある。末勝負に持ち込ませないムルザバエフならドゥラエレーデに続く大穴演出も…
△ソールオリエンス、川田くん乗り替りには驚いた…距離延びて甘さが出始めた感じで、菊花賞もセントライト記念も意外な着差が付いた2着・3着。中山二千五百で脚質から考えると1番枠は良いとは言えず、皐月賞があまりに鮮やかな勝利だっただけに少々不安。
 
 今回はレーティングも少々参考にしましたが、プラダリアとタスティエーラの差はたった2しか無い。これを大きいと見るか小さいと見るか…シャフリアールは遠征から急な帰国で人気は無いけど、応援馬券は買おうと思ってます。ダービー馬の意地を見せるか…


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