2歳戦の変遷で千二からマイルへ2歳王決定戦…朝日杯FS(GⅠ)
こんばんは、管理人の狐です( ´_ゝ`)ノ
明日は、かつて「ダービーの登竜門」と言われた名門2歳G1戦の「朝日杯FS(G1)」です。ス中山千二の朝日杯3歳Sが祖で後にマイルに延長され、ホープフルSのG1昇格後も古馬になってからも活躍するA級馬を多数輩出。来春に向けての最重要レースでもあります。
【傾向】中山開催の頃からスピード比べになりやすい2歳マイルG1戦。2014年以降に阪神マイルとなってからは、サウジアラビアRC・デイリー杯・京王杯の3重賞組が特に優位。条件戦からならペゴニア賞あたりでマイル以上が条件か。条件馬なら前走上位人気の快勝馬が要注意、特に朝日杯は前走1着組がやたら強いレースである。前走芝千四以上で上位人気1着・マイル適性・末脚重視・早生まれ(1月~3月)キャリア5戦内と枠順…このあたりをチェック。
【予想】自信度 ★★★☆☆素質馬揃い
阪神マイル良馬場なら好位置差し馬のスピード比べになりやすいが、比較の難しい2歳戦なので馬場と展開次第では伏兵の食い込みも。多頭数競馬好走経験済み馬の中から前走1着馬と速い上がりを持つ馬を重視、前走のラップ比較と位置取りも考慮した。
◎アドマイヤクワッズ、前走のデイリー杯2歳Sはレコード勝ち、着差は僅かだが上がり最速で先行各馬を差し切った。去年のアドマイヤズームに同じく計算通りの新馬戦で1着、1月生まれの馬体は完成形に近く勝負根性も抜群。12番枠は気になるが連軸候補筆頭。
○スペルーチェ、新馬戦はアドマイヤクワッズに0.1秒差2着と涙をのんだが、前走未勝利戦では直線馬群を割って最速上がりで快勝。2戦とも多頭数競馬で我慢が効いた内容で、時計以上に大人びたレースぶりが目を引いた。性格が素直で反応が早く器用さもあるので軽視禁物。
▲エコロアルバ、新馬→重賞連勝のエリート馬で、前走のサウジアラビアRCは出遅れて最後方から直線一気の差し切り勝ち。少頭数と展開に恵まれた面もあるが能力の高さは相当。スタートが悪く置かれる心配があり、馬がまだ子供で輸送も心配で3番手に。
△ダイヤモンドノット、初勝利に3戦を要しデビュー戦は千二とデータからは即切りタイプだが、前走の京王杯2歳Sは後続を千切る楽勝を演じた。ベストは千四と言われた馬だが、距離延びてしっかりしてきた内容は馬鹿にできず、福永厩舎G1初制覇の可能性も大きい。
△カヴァレリッツォ、前走のデイリー杯2歳Sはアドマイヤクワッズにアタマ差の2着、直線早めに抜け出した分最後に交わされたが掛け値なしの負けて強しの内容。筋の通った良血馬で急坂も克服済み、続戦のCデムーロなら引き続き好勝負。



