おおむね日刊 ★ 狐のブログⅡ

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   今週は「ターコイズS(G3)」「朝日杯FS(G1)」です。


  お馴染み「狐のブログ」デス (=゚ω゚)ノ 

    遂にブログ開設20年目に突入!毎週の重賞予想更新中! 



テンポイントで競馬を知り、ルドルフに競馬を学び、ステイゴールドに諦めないことを学ぶ。予想師匠は故巨泉氏、競馬歴と経験値が長いだけの人間ですが、そこらの駆け出し記者には負けません。穴も本命も自在脚質予想、お暇な時にどうぞお立ち寄りください。


【狐の競馬】「たまに当たる」予想記事や、サラブレッド夜話、競馬コラムなどを自由に書きます。

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2歳戦の変遷で千二からマイルへ2歳王決定戦…朝日杯FS(GⅠ)
 こんばんは、管理人の狐です( ´_ゝ`)ノ  
 明日は、かつて「ダービーの登竜門」と言われた名門2歳G1戦の「朝日杯FS(G1)」です。ス中山千二の朝日杯3歳Sが祖で後にマイルに延長され、ホープフルSのG1昇格後も古馬になってからも活躍するA級馬を多数輩出。来春に向けての最重要レースでもあります。
【傾向】中山開催の頃からスピード比べになりやすい2歳マイルG1戦。2014年以降に阪神マイルとなってからは、サウジアラビアRC・デイリー杯・京王杯の3重賞組が特に優位。条件戦からならペゴニア賞あたりでマイル以上が条件か。条件馬なら前走上位人気の快勝馬が要注意、特に朝日杯は前走1着組がやたら強いレースである。前走芝千四以上で上位人気1着・マイル適性・末脚重視・早生まれ(1月~3月)キャリア5戦内と枠順…このあたりをチェック。

【予想】自信度 ★★★☆☆素質馬揃い
阪神マイル良馬場なら好位置差し馬のスピード比べになりやすいが、比較の難しい2歳戦なので馬場と展開次第では伏兵の食い込みも。多頭数競馬好走経験済み馬の中から前走1着馬と速い上がりを持つ馬を重視、前走のラップ比較と位置取りも考慮した。
◎アドマイヤクワッズ、前走のデイリー杯2歳Sはレコード勝ち、着差は僅かだが上がり最速で先行各馬を差し切った。去年のアドマイヤズームに同じく計算通りの新馬戦で1着、1月生まれの馬体は完成形に近く勝負根性も抜群。12番枠は気になるが連軸候補筆頭。
○スペルーチェ、新馬戦はアドマイヤクワッズに0.1秒差2着と涙をのんだが、前走未勝利戦では直線馬群を割って最速上がりで快勝。2戦とも多頭数競馬で我慢が効いた内容で、時計以上に大人びたレースぶりが目を引いた。性格が素直で反応が早く器用さもあるので軽視禁物。
▲エコロアルバ、新馬→重賞連勝のエリート馬で、前走のサウジアラビアRCは出遅れて最後方から直線一気の差し切り勝ち。少頭数と展開に恵まれた面もあるが能力の高さは相当。スタートが悪く置かれる心配があり、馬がまだ子供で輸送も心配で3番手に。
△ダイヤモンドノット、初勝利に3戦を要しデビュー戦は千二とデータからは即切りタイプだが、前走の京王杯2歳Sは後続を千切る楽勝を演じた。ベストは千四と言われた馬だが、距離延びてしっかりしてきた内容は馬鹿にできず、福永厩舎G1初制覇の可能性も大きい。
△カヴァレリッツォ、前走のデイリー杯2歳Sはアドマイヤクワッズにアタマ差の2着、直線早めに抜け出した分最後に交わされたが掛け値なしの負けて強しの内容。筋の通った良血馬で急坂も克服済み、続戦のCデムーロなら引き続き好勝負。


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誕生石の名がついた中山マイル牝馬ハンデ戦…ターコイズS(GⅢ)
 こんばんは、管理人の狐です( ´_ゝ`)ノ  
 明日は、中山で牝馬限定ハンデ戦「ターコイズS(G3)」が行われます。誕生石の名前がついたレースは、昔はダート特別戦…ちなみに月の名(マーチとかフェブラリーとか)はダート重賞か芝特別ってイメージがあります…古い話だw
【傾向】ハンデ差や前走着順に関わりなく荒れる暮れの牝馬限定ハンデ戦。前身がシーズンオフ特別戦で特別なルートは存在しないが、傾向としては重賞格上げ以来G1転戦組が徐々に優勢になりつつある。しかしG2(旧府中牝馬Sは現アイルランドT)も連対例が多く、L・OP・条件組も軽ハンデ組が活躍し前走条件不問の傾向が強い。過去重賞勝ちかマイル重賞で実績ある馬は前走大敗でも要注意、人気の盲点になるローカル転戦馬や中山巧者も要警戒。

【予想】自信度 ★★★☆☆上位混戦
今年はハンデ差が6キロと比較的大きいメンバーだが、50キロのキタウイング1頭を除けば差がなくハンデキャッパーも力量接近と見ているか。人気薄の馬でも中山巧者が多く、短距離転戦の逃げ馬も複数いて乱戦模様。木曜想定で印を回した馬が全部人気で練り直し…
◎ジューンオレンジ、一度は切った馬だが2枠4番を引き再考して本命に。前々走の中山・京成杯AHで0.3秒差6着、Hペースの好位置から最後まで踏ん張った。前走は番手競馬で最後の坂でバテたがそれでも0.5秒差、54キロの恵量で牝馬限定中山マイル戦なら一発狙う。
○ビップデイジー、阪神JFで2着に好走しチューリップ賞3着で臨んだ桜花賞は凡走、しかし秋になりローズS・秋華賞と守備範囲外の距離でも見せ場以上の走りで復調。本来は器用な馬で先行力もあり、適距離マイルに戻って54キロのハンデなら要注意。
▲ボンドガール、もはやどのレースが適鞍なのか理解不能なタイプになったが、それでも重賞2着6回の実績は非凡な能力の証明。溜めれば差し届かず先行すれば何かに差されるの繰り返しで試行錯誤は続くが、瞬発力で勝負できる中山で牝馬限定マイルならやはり怖い。
△チェルビアット、前走の3勝級特別の紅葉H勝ちを見るにマイルはベスト、馬群を捌いても末脚が衰えず勝負根性も素晴らしい。問題は初コースの中山でスタートの悪さとも相まって不安は大きく、切れるタイプではないので大外を引いて印を落とした。
△カピリナ、函館SSをレコード勝ちで芝千二を4勝と短距離専用馬だが、前走スプリンターズS惨敗でマイル路線に。距離は走ってみないと解らないが、中山や中京の急坂でも止まるイメージは無く距離化ける可能性がある血統で面白い。中山向きのスピードがあり展開次第では…
△ウンブライル、3歳時はマイル重賞2着2回と活躍したが、4歳以降は今一歩の成績が続きスランプに。ようやく前々走の関越Sを快勝し長いトンネルを抜けたが、過去速い時計で好走した例が少なく中山マイルにも疑問はつく。成績にムラがあり人気過信は危険で押さえまで。


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今年の2歳女王決定戦は馬場も渋って混戦模様…阪神JF(GⅠ)
 こんばんは、管理人の狐です( ´_ゝ`)ノ  
 明日は、阪神で2歳女王決定戦「阪神JF(G1)」が行われます。元々は関東の朝日杯と並ぶダービー登竜門の阪神3歳S(当時表記)でしたが、現在は2歳牝馬女王決定戦に。中山では、ダート短距離戦「カペラS(G3)」です。
【傾向】今年は阪神に戻り例年通り順当な力勝負になりそうな2歳牝馬限定G1戦。近年は前走重賞組が圧倒的優勢を誇り、最多連対数のアルテミスS組と次位がファンタジーS組。対する1勝組は好走例があるものの距離経験が重要、サフラン賞などL・OP特別組なら1着組をマーク。千六以上の連対実績と前走好走が条件の一つ、また浅いキャリアの素質馬には要注意。

【予想】自信度 ★★★☆☆上位拮抗
今年は重賞勝ち馬も高条件距離短縮馬も不在で混戦模様。特別組だと白菊賞は中1週になり軽視、赤松賞の関東馬は輸送が大敵でサフラン賞とアルテミスSを中心視せざるを得ないか。馬場を考え馬格のある馬と前走1着組は勝ちっぷりを比較した。
◎アランカール、シンハリーズに連なる母系を持つ良血馬で、千八新馬戦を4馬身差の楽勝しOPの野路菊Sも最速上がりで快勝。母親似の鋭い決め手を持ちコース適性は高く、今度は多頭数競馬でスタートの悪さは気になるが、初戦で渋馬場も経験済みで優勝候補最右翼。
○アルバンヌ、関東馬ながら阪神でデビューし2着だったが、続く未勝利・サフラン賞と連勝してマイル戦連勝を飾った。中団から勝負所で回転の速い末脚を使って抜け出すレースセンスの良さがあり、輸送を初戦でこなしているのも心強い。▲ミツカネべネラ、新潟千四の新馬戦を快勝し続く重賞アルテミスSでも0秒3差の2着、急坂コースに距離延長で渋馬場で相手強化の中でも直線しぶとく食い下がった。時計がかかるようなら上位一角を狙える。△タイセイボーグ、デビュー以来4戦ともに渋太い末脚で(1.2.1.0)と堅実な成績、前走アルテミスSも最速上がりで3着に食い込んだ。過去の対戦相手関係から侮れない1頭。△スターアニス、小倉の新馬戦は動きが鈍く直線だけの競馬で5着だったが、一変した未勝利戦は2秒以上時計を詰めて7馬身差の快勝。前走の中京2歳Sはレコード決着ながら僅差の2着、実績の乏しい距離延長組だが要注意。

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目標にする馬も多いJRA唯一のダート千二重賞…カペラS(GⅢ)
  中山は、JRA唯一の千二ダート重賞カペラSです。国内の短距離ダート重賞は珍しく、来年の飛躍を目指した非重賞組と地方交流戦組の対決図式。前走傾向はJBCスプリント組が好成績だが、近年参戦ルートが多彩化しOP特別や条件組でも軽視できない。中山開催を待っていた中山巧者や短距離巧者などマークする相手は多い。脚抜きの良い馬場になりそうで、先行馬有利。
◎サンライズアムール
○ガビーズシスター
▲テーオーエルビス
△ドンアミティエ
△ボッドベイダー
【予想】中山ダート千二は前傾ラップになりやすいが、明日の馬場を考えると先行馬有利で1分9秒台以上の決着だと差し追い型は全く届かない展開も。昨年の本命対抗と同じ馬を入れ替えで指名。本命は◎サンライズアムール、デビュー3戦目からダート転向し(9.1.5.6)と極めて安定した成績を挙げ、交流重賞勝ちがある今年は去年よりも順調。逃げても控えても自在の脚が使え高速馬場の適応力も高く、持ち時計もあり中山も得意。○ガビーズシスターが相手筆頭。昨年も本命に推したが見事に優勝で重賞初制覇、中山ダート千二は5戦4勝でスピードもある。昨年から2キロ増の斤量克服がカギになる。▲テーオーエルビスは、前走の3勝級特別を勝ち3連勝、通算ダート戦(4.0.2.0)と底を見せていない。距離千二は4戦4勝と高いスプリント性能があり、初の重賞挑戦でも楽しみしかない。。△ドンアミティエ、ダート短距離路線をひたすら歩み、5歳になった今春から3連勝で一気に素質開花。千二は全7勝中6勝(1150M含む)のスペシャリストで、切れ味よりも持続力タイプ。好枠からの粘りこみに注意。△ボッドベイダーは、デビューから芝短距離を走ったが大敗で重賞を連敗、前走で初のダート戦を走ったがOP特別で1着と即結果を出した。元々スタートが巧く先行力もあるので、前走程度走るならここでも。
 もう1頭3連複用に追加するなら、実力馬クロジシジョーあたりでしょうか?

                    それでは、皆さんの健闘をお祈りいたます(=゚ω゚)ノ


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