さて、前日のブログ日記
お家居酒屋の料理を並べ。

昨晩は、
髪の毛の無いオッさん(様)と、声枯れしたおじいちゃん(わたくしの事。風邪で声が。)
この2人でさっそく酒盛りであるよっ!


こちら。どど〜んと、ビール。3種。




順番が変わっちゃったが。
キリン「1番搾り」



アサヒ「スーパードライ」


そして、シュトゥットガルターホーフブロイ 「プレミアム」(シュトゥットガルト)

『えっ!ここ最近、全然飲んでなかったのに、飲むとなったら、一気に行っちゃうのん。。』

一応、おんなじ場所で写真を撮ったつもりだが、なんせ食事中であったから多少移動。。。

まず、呑兵衛〜さんの第一声。
「どうしましたか、これ?」

『凄いでしょ!買ったの!』(自慢げっ)

「あ、これ、先週飲みました。」

『えっ!なんてっ?!』(どこで?)

「いや、韓国で飲みました。」
(そんな〜ぁんっ!!だったらわざわざ日本食のお店まで行ってこれを買う必要なかったじゃんっ!君〜ぃ!!韓国行ったら、韓国のビール飲んでくれたまえよっ!!怒っ。である。)

『え〜〜ぇぇえっ!なんで、そんな事言ってくれなかったじゃんっ!怒っ』

「あっ、ちょっと酔っ払ったので、もう味覚えていませんっ」
(絶対、そんはずないであろっ!怒っ。と思ったが、こんな軽い嘘というのは、責められるのが嫌だから咄嗟に、出てしまうのではないか?わたくしもちょっぴり反省し)

『ま、いいじゃんっ!開けてみよっ!わたくしだって飲んでみたいし。』

そんなわけで、まずはキリンのビール。

開けて、匂いを嗅いだ瞬間っ。へんなトラウマがフィードバックっ!

『あっ、これ、コレ!!!ちっちゃい時、苦手だったビールの匂いっ!』

父が飲んだビールの空き瓶の匂いを嗅ぎ、『パパはなんでこんな臭いの飲むんだろっ!』と思ったあれがフィードバック。。あのロゴも、なんだか怖かったし。。。
もちろん、大人になってほかのビールも飲んだ事は有ると思うが、わたくしにとってキリンの香りはとても深く残っているようだ。という事は。この香りっ。ドイツ製でもキリンはキリンなのか!


しかも先ほどそこにカタカナのキ リ ンの隠し文字を知った時には嬉しくなってしまった。(ゲンキンであるっ。)

いいから。。呑んべ〜さんの感想は?と思う方がもしかしていらっしゃると申しわけないので。

さっそく。

「はいっ!これは日本のビールです。キリンは、飲みやすくご飯にも合いますが、コクも割としっかり口に残ります。泡も美味しいですね」

『苦いよね!しかも、甘い気がする!』(わたくしの感想)

「そうですね、ちょっと奥深いですね!」(だから、それ苦い!だよねっ?)

『甘いよね?』

「そうですね。。少し言われてみれば甘みがある気も。。」

『ねえっ、唐揚げ食べないの?』

「いま、ビールを味わっています。」

『でも冷めちゃうよっ!』(せっかくビールとから揚げなのに、と思ったが、意外と本気でビールの味を語ろうとしてくれるのも有難い)

「キリンは日本のビールですが、ドイツのように、奥深さがあります!恐らく、次のスーパードライは全然違うと思いますよ!スーパードライは辛口ですから。」(あっ!呑んべ〜さんっ!さてはやっぱり韓国で味わって飲んできたねっ!!疑う糸目っ)

わたくしとしては、キリンは舌の両サイドに苦味がペタっと長く残る感じで、多分このビールらしさが、少し苦手なのかもしれない。


さて、
アサヒのスーパードライの方は。。

『先に一口飲んでみるっ!泡もたのしんでみる!』

「どうですか?」

『んっ?泡でビールにたどり着かない。。』

『あっ!でも全然違う!コレ飲みやすいっ!しかも、なんか。。甘くない、果物の香りもしないグレープフルーツみたいな気がする!ちょっと早く飲んでみて!』(これはわたくしの感想っ)

「いえ、今、唐揚げの味が口に。。。」

『早く唐揚げのんで!』(無理やり)

「はい、コレは辛口ですね。キリンより、ビール独特の後味があまり無く、すっと飲めますね。ま、日本のビールはお食事(おつまみの事だと思われるっ)と飲むので、いろんな食事に合うように、どちらもくせはあまり強くありません。」

『ねぇ!グレープフルーツだよね?』

「スーパードライは辛口ですが、でもこちらの方が口当たりが白ワインのようですね!ワインに例えるなら、あなたのいつも買うリースリングといった感じかもしれませんね!」(わたくし最近は少し辛口のリースリングを良く飲むのだ。)

「ビールらしさは、やはりキリンでしょうか!日本のビールなので、ドイツのビールの様にすごく濃くはありませんが、キリンの方は、多少それが口に残ります。ドイツのビールは、日本の物より濃いです。ビールそのものを味わいます。」

『なるほどね〜。あれっ?飲み足りないの?それとも、明日早いから(ルクセンブルクにお出かけ)ねる?』

「あっ。もう一本くらい飲めそうです!」(やっぱ。呑みたいんでしよっ!)

『じゃあ、どうしようかな。。。。あれにする!』(わたくし冷蔵庫へ。トコトコ)

こちら、日本のビールではなかなかお目にかからない瓶の形でなかろうかっ?

『ちょっと、写真撮るからここと、ここ指乗せてっ!』
「それまでブログに乗せますか?親切ですね!」


瓶をひっくり返し、裏からこの両はしを前に押すと瓶が開く。

「ぽんっ!」

こんな感じで、前側にビールの蓋が外れるのだ。

この瓶の良いところは、例えば、呑んでる誰かが途中で瓶を持ち運びたいとき、自分でまた、ピチっと栓ができるところではないか?

ドイツの電車には、呑んでる途中、そのままビール瓶を持ちながら乗ってくる若者や、酔っ払らいもよくいるが、彼らの多くは、瓶を蓋をし、瓶を自分の足元に置いたりする。その時、間違って蹴っちゃっても、電車が急ブレーキをかけても、ビールは無事である。

栓は抜いても、硬い針金のようなもので瓶から下がっているので、ちゃんとゆび抑えるか、下側に栓をぶる下げないと、カタカタ呑みにくい。

普段は、このまま瓶から飲む呑んべ〜さんだが、ブログの為に注いでくれた。(3枚目の写真)

なんなら、泡が1番美味しそうな幅で注がれていたが、前にも言ったように、コレらドイツの瓶ビール。泡は重要ではない。

さて、こちらプレミアムのお味は、

「コレは、ドイツのビールとしては飲みやすいですね。どちらかと言うと、日本のビールの飲みやすさに似ています。」

『ねえっ。でもさっ。これ。。。不味くない?』(わたくし、ストレート)

「僕も、シュトゥットガルターホーフブロイ、嫌いです。」(えっ!嫌いだったの!ごめんね。知らないから、缶ビールとか買って、お家で高値で売ったりしてたっ!)
夏など、呑んべ〜さんがビールを買い忘れた時に備えて、わたくし『ひと缶数ユーロ』でお家でビールを販売していたのだ。差額でおこずかい稼ぎっ。(ひっひっひっ)

話しは、シュトゥットガルターホーフブロイに戻るが。。

「これ、ビールの味っ。不味くはないんです!ちゃんと旨味も感じるというか。。ただ、なんでしょう。。こう。。(例えば)とても美味しいスープがあります!スープは凄い美味しいんです。でも、そこに水をたっぷり足して、「水の味」がしている!みたいな。水の味がします。」薄味ではなく、水っぽい味である!


先日、「はじめての呑んべ〜さん」で、シュトゥットガルターホーフブロイのピルスナーをご紹介し。あの時は飲みやすい!などと言ったが。
こうして改めて日本のアサヒとキリンを呑んでみると。
『いやっ、本当にビールのびの字も知らない味音痴素人のわたくしめが言うのは失礼であるが。

一応。「ホーフブロイ。日本の天下のキリンとアサヒより美味しくない!」が評価になってしまった。
因みにアルコールは5,5 % vol
麦汁は、12,5 %
カロリー100 mlあたり45 kcal
先日のピルスナーより、アルコールは0.6%高いし、麦汁も、1%差が。

アサヒも、キリンも(ここにはないが、サッポロもあるよう)やはり、ビールの聖地、ドイツにまで乗り込んでくるほどの事はあるのかもしれない!と、思ったが、それと共に、『どうしたっ!シュトゥットガルトっ!』と思わなくもない。

次回は、シュトゥットガルターホーフブロイのビールをもう一本ご紹介させていただき、その後別の醸造所のビールをご紹介させていただきたい。

ところで、こちらが次回のビールであるが。(予告編っ)
そのおとなりの気になるこちら、

シリマリンって、知ってますか?

先ほど、日本のアマゾンで見たら、同じ物がドイツよりすっと低価格で、売られていた。

これ、肝臓にいいらしい錠剤で、なんだかひと月前から、急に健康に気を使いはじめたのか、こんなものを飲み始めた呑んべ〜さん。
そんなカプセル気休めじゃないの?
そもそも肝臓を気にするならいっそのこと、薬なんかに頼らないで100%禁酒すればと、わたくしなど思うが、呑む人にはそれは酷。(例え肝臓が大事でも。)
わたくしとて、本当に効いているのか甚だ疑わしいクリームを、有りがた気に、お顔にペタペタとしているので、人の事は言えない。

しかも、どうやら、本当に身体(内臓)の疲れが全然違うとか。
追加で3箱頼んだらしい。(これ、完全に美容クリームのパターンだね。)

呑んべ〜さん、このカプセルを日々飲みながら、お酒もこれからは量を減らすのだとか。(あらっ。前向きさんっ)

えっ!わたくしの「呑んべ〜さん」シリーズの存続危機か!と心配したが、そこまでは、やはり減らないそう

お食事やお酒を味わう飲み方は悪くないし。
酔ったり、飲みすぎで次の日に支障がでなければ、美味しく呑むのは大いに結構ではないか!

そんな疲れ知らずの体になるなら、わたくしも、カプセル飲んでみようか?

最後の最後に価格のおはなし。

アサヒ330ml(2.5ユーロ)
キリン330ml(2.0ユーロ)
シュトゥットガルターホーフブロイ(1ユーロ)
アサヒなど、ほぼ地ビールの4倍額ではないか?

『日本のビールだもんっ!高いの当たり前だよね〜!』
と思っていたが、キリンなどドイツ国内で作ってるそうな。。。イタリアだってEUじゃん。

このお値段っ。妥当なのか?と、ちょっと疑問を持たなくもない。

そう、それに比べたら。ドイツのビールはとても、とても良心的なお値段なのである!

ドイツにご旅行の皆様っ!ぜひたくさんビールを堪能してくださいね〜。