どうも、私です。じぇいです。
自伝書
〜地獄の特訓編〜
私の新しいパパは
私を抱っこしたり
色々と構ってくれました。
新しい生活に
色々と環境が変わって
勝手も違いますが
良いパパに、良い暮らし。
故郷での生活とは正反対な人生に
私の心が弾まずにはいられませんでした。
そんなある日のこと。
いつものように
父に構ってもらっていた時です。
プロレスごっこをして
遊んで頂いていました。
しかし、今も昔も
私は負けず嫌いな性格です。
ギブアップしては挑み
しつこいくらいに絡んでいると
父が・・・
いや、教官が
いい加減にしろ!
バカモノ!!
と言い放ちました。
今までとは違う、怒った顔。
怒りを込めた声。
ここに座りなさい!!
あまりの威圧感に私は素直に
教官の目の前に座りました。
ベシッ!!
教官の手が私の頬に衝撃を与えます。
母に殴られたことはありますが
男の人に顔を叩かれることは
これが初めてでした。
今までの優しかったパパに
殴られたという
衝撃と悲しみが襲い
私は涙しました。
そんな私を見た鬼教官が
続いてこう言います。
泣いてるんじゃない!
もう一度だ!歯を食いしばれ!
一度叩けばわかる!痛い!嫌だ!
そんな思いも届かず
特訓の始まりを知らせる一打(2発目)が
私の頬に知らせを送ります。
その後、教官から父へと戻ったパパは
優しい言葉で教訓を教えてくれました。
しつこい奴は嫌われる。
その日を境に
環境が更に変わります。
特訓の規則です。
規則正しく、礼儀正しく
今後の人生の為の規則。
私の人生に
それが新たに加わります。
故郷での生活では病気したり
怪我したりで制限かかることはあっても
起きる時間、寝る時間
その日に必ずやらなければいけない
という制限を人から
課せられることはありませんでした。
決まった時間に起き
平日は夜は9時以降起きててはいけない。
ご飯は残してはいけない。
肘は付かないで正座で食べる。
テレビを見ながら食べてはいけない。
門限は夕方のチャイムを家で聞く。
宿題は必ずやる。
宿題がない時は日本語の勉強を
ノートに書き、それを見せる。
と、色々規則を叩き込まれました。
これらが守れなければ
当然、読んで字の如く
規則を叩き込まれます。
それから
テレビに背を向け正座を
1時間以上課せられることもありました。
今思えば、全ては
私たちの今後の人生の糧に
なるものばかりです。
厳格な父と言えば
聞こえは良いですが
完璧な人間でもありませんでした。
教官は外でのストレスを
家で発散させるタイプの人間で
また酒癖も悪く
その矛先は、母にも及びます。
間に親戚が入ってくれて
母へ手をあげることはなくなりましたが
幼い私たちに
公衆電話の使い方を教えるほどでした。
警察の呼び方です。
それくらいに父は鬼教官へと
変わっていきました。
ーおしまいー