第二訓 喧嘩をするほど仲がいいなんてわかりゃしない。 | 銀魂夢小説~死の天使〜

銀魂夢小説~死の天使〜

銀魂の夢小説です。
真選組に女隊士がいたら…という設定です。
オリジナルもちょくちょくありますが、
基本原作沿いです。
読む前に「はじめに」をご覧ください。

食堂



沖田「相変わらず、
お二人は偏食だなァ。
片方なんて犬の餌みてーなの
食ってらァ」

土方さんと並んで
食べている向かいに
1番隊隊長の総悟くんが座ってきた。
隊長に向かって総悟くんとはなんだ、
って?
私の方が歳上なんでいいんです。
総悟くんは年よりも
肩書きだって言うけど。



土方「おい総悟、
ひでーじゃねえか、
いくら真っ赤だからって
瀧山の食ってるもんを
犬の餌扱いするなんざ」


え、わたしのことなの?
確かに、私のはタバスコまみれで
原色をとどめていない。
でも、土方さんのなんかは
マヨまみれで
原型すらとどめていない。





沖田「土方さん、何言ってんでさァ。
てめェが
食ってるもんのことでィ」




土方「あぁ? 総悟てめー
よくもこの土方スペシャルを
犬の餌呼ばわりしてくれたな。
覚悟はできてんだろーな」



沖田「土方ごときに
覚悟なんていらねェや」

土方「上等だ、コラ。表でろ!」



これ以上はさすがにやばい。


瀧山「まーまー、2人も
落ち着いてください。
ほら、また爆破テロ起こった
みたいですよー」


テレビの方を指差す。

今度もまた天人の大使館が
爆破されたらしい。



すると、
真選組局長の近藤さんがやってきた。


近藤「そうなんだ。
最近天人の大使館を狙った
爆破テロがふえている。
攘夷浪士の
仕業とみているんだが、
どうにかしっぽを
つかんできて欲しい」


土方「分かったぜ近藤さん」


瀧山「わかりました」



こんなに派手な事をするのは
おそらく、彼だろう

桂小太郎。

またの名は「狂乱の貴公子」

私と同じ元攘夷志士だ。
共に戦ってはいないけれど、
だいたい彼が次にどこを狙うかは
想像ができる。

きっと次は戌威星の大使館だろう。
1番最初に
開国を迫ってきたところだから、
彼にとって1番消したい
大使館のはずだ。



という訳で、
次に狙われるだろう大使館を
土方さんに伝え、
今その近くの空き家に張り込んでいる


瀧山「あーあ、
また総悟くん寝てますよー」


土方「やつは、ほっとけ。
つーか、本当にここが
次に狙われるだろうな?」



瀧山「はい。たぶん…」




土方「ったく、なんもなかったら
承知しねーぞ」



うわ、こわっ


と、何気なく双眼鏡を覗き
大使館の方を見た。



瀧山「あれ、土方さん、
ビンゴのようですよー
怪しげな三人組がなんか
天人ともめてますー」




土方「もめてるからって
テロリストとは
かぎんねーぞ」


とかいいながら、双眼鏡を覗く。



土方「本当だ、何やってたんだ
あいつら。
って、あ…」



ドォォォーン


爆発が起こった。


瀧山「…やられちゃいましたね」

土方「あぁ、
とうとうしっぽ出しやがった」


双眼鏡越しに
逃げて行く
怪しい三人組と
桂小太郎らしき人物を
目で追いかける。


土方「山崎ぃ なんとしても
やつらの拠点おさえてこい」


山崎「はい」


土方「天人との戦で活躍した
英雄も
天人様々の今の世の中じゃ
ただの反乱分子か。
このご時世に
なんてこのご時世に
天人おっぱらおうなんざ
たいした夢想家だ」


その言葉は少し
心に刺さる。

私のように
足を洗った人だっている。



土方「まぁ、
お前のおかげで捕まりそうだ。
ありがとな。
そーいやお前、
どうしてここが
分かったんだ?」


お礼を言われたことに驚いたが、
そのあとの質問は、いらない。


瀧山「あっ、いや、
土方さんのお役に立てて
嬉しいです。
あのっ、
まだ総悟くん寝てます」


とりあえず、話をそらしてみる。


土方「おまえ…
いや、なんでもない。
おーい総悟起きろ」


何が言いたかったんだろう。
疑われてないよね?

土方さんは、
総悟くんを起こしにかかった。

土方「おまえよくあの爆音の中
寝てられるな」



沖田「爆音って、また爆弾犯
防げなかったんですかィ
なにやんてんだ土方さん。
真面目に働けよ」


土方「もう一回寝むるかーこら」


刀に手をかける。




土方「 天人の館が
いくらふっとぼうが
知ったこっちゃねーよ。
連中泳がせて
頭揃ったところを
まとめて斬ってやる。
真選組の晴れ舞台たぜ。
楽しい喧嘩になりそうだ」



どうやら、
テロリストを捕まえるより
人と喧嘩をするほうが、
楽しみのようだ。
ぶっちゃけ怖い。


瀧山「相手は桂です。
なめてかかったら、
晴れ舞台もなにも
逆に殺されてしまいますよー」




沖田「それはいいや。 土方さん。
なめてかかりなせェ。
そして殺されてしまえ」


土方「んだと総悟、
おまえ、もう一回ねろ!
永遠に!」



また喧嘩が始まった。
喧嘩をするほど仲がいいとは
いうけれど、
この2人はどうだか…






続く






~あとがき~
どーも、うさぎんです。

やっと2話です。

原作の台詞だけが
やたらと長い。ガーン

あと、土方さんは
瑞輝のことを疑っている
訳ではなくて、
あの場面でキュン恋の矢ときちゃった
訳です。

瑞輝は、天然とゆーか鈍感なので
気づいてないですが。


三話もお楽しみにアップ