私の転移がわかった8/31の翌日、小林麻央さんがブログをスタートされました。
なんてタイミングだろうかと、びっくりしたものです。
それを読んではこっそり泣いていました。
「癌の陰に隠れない」
なんて力強いのだろうかと。
麻央ちゃんの言葉たちはまるで私の気持ちを、がん患者の気持ちを代弁してくれているようで涙があふれた。
転移はつらい。
最初の告知よりもずっとずっと、しんどい。
ココロもカラダも。
自分が転移といわれて、
いままで、患者会で転移や再発の方の話をあんなに聞いていたのに、ぜんぜん気持ちをわかってなかったんだなと、打ちのめされた。
わかった気になっていた自分がハズカシイ。
主治医の先生にも
「良くも悪くもいままで以上に、患者さんたちの気持ちに寄り添っちゃうね」
といわれた。
たしかに。
でも、いまの私にとってはとても良いこと。
ちゃんと同じ目線で同じ気持ちでいれるな、と。
4年前、きっかけをくれたあの人の転移がわかった時の「気持ち」が本当にわかった。
神様におねがいしたくなる、なんとかしてやるという気持ち。
でもね。
まだ、カーテンをしめたくなる気持ちはわからない。
私は、まだまだカーテンも窓もあけて風をとおすんだから。
今年の命日は会いに行きたいな。。。
私も「癌の陰に隠れない」で自由に生きて行く。
麻央ちゃん、ありがとう。