株分析/ボラティリティと時間軸の相関関係 補足
昨日投稿
したボラティリティと時間軸の関係について、一部分かりにくそうな部分があったので補足したいと思います。
昨日の検証結果はあくまで〝過去の結果〟に対するものです。
図にすると次のようになります。
上の図で〝現在〟を基準として短期間(A→現在)のボラティリティ(a)と長期間(B→現在)のボラティリティ(b)の比(a/b)が昨日の検証結果となります。
それに対して過去のボラティリティが将来のボラティリティに占める割合(下図)についても現在調査を進めています。
昨日の検証結果はあくまで〝過去の結果〟に対するものです。
図にすると次のようになります。
上の図で〝現在〟を基準として短期間(A→現在)のボラティリティ(a)と長期間(B→現在)のボラティリティ(b)の比(a/b)が昨日の検証結果となります。
それに対して過去のボラティリティが将来のボラティリティに占める割合(下図)についても現在調査を進めています。
株分析/ボラティリティと時間軸の相関関係
以前の検証
において、順張りスイングトレードを仕掛ける時、25日と75日のボラティリティ差がトレード結果に影響を与える可能性が示されました。
そこで今回はボラティリティの比を時間軸を変えて調べてみる事にしました。
結果を表にすると以下のようになります。
※3/10中央値は3日間の値幅を10日間の値幅で割った比
※5/15中央値は5日間の値幅を15日間の値幅で割った比
※10/25中央値は10日間の値幅を25日間の値幅で割った比
※25/75中央値は25日間の値幅を75日間の値幅で割った比
結果を見ますと、大体数値は0.5前後に集まっており、観測期間が2.5~3.3倍でボラティリティは1.75~2.2倍になる、という感じです。
以前の検証 では25/75比が0.5以下の時に順張りスイングトレードの結果が良くなりましたが、もしかすると、ボラティリティと時間軸との間には〝理想的・平均的な比率〟が存在して、そこから乖離した時にそれを修正しようとする性質があるのかもしれません。
(ボラティリティ版グランビルの法則のような感じです)
ボラティリティと時間軸の相関関係については今後も検証を進め、データが揃った段階で随時取り上げていこうと思います。
そこで今回はボラティリティの比を時間軸を変えて調べてみる事にしました。
結果を表にすると以下のようになります。
| 5401 新日本製鐵 | 0.55 | 0.56 | 0.5 | 0.54 |
| 6502 東芝 | 0.53 | 0.54 | 0.51 | 0.54 |
| 7011 三菱重工業 | 0.54 | 0.55 | 0.5 | 0.53 |
| 7203 トヨタ自動車 | 0.53 | 0.55 | 0.5 | 0.54 |
| 7751 キヤノン | 0.55 | 0.56 | 0.52 | 0.57 |
| 8058 三菱商事 | 0.54 | 0.55 | 0.51 | 0.56 |
| 9984 ソフトバンク | 0.52 | 0.52 | 0.46 | 0.49 |
| 4751 CA | 0.54 | 0.54 | 0.48 | 0.53 |
| 4755 楽天 | 0.52 | 0.54 | 0.48 | 0.49 |
※3/10中央値は3日間の値幅を10日間の値幅で割った比
※5/15中央値は5日間の値幅を15日間の値幅で割った比
※10/25中央値は10日間の値幅を25日間の値幅で割った比
※25/75中央値は25日間の値幅を75日間の値幅で割った比
結果を見ますと、大体数値は0.5前後に集まっており、観測期間が2.5~3.3倍でボラティリティは1.75~2.2倍になる、という感じです。
以前の検証 では25/75比が0.5以下の時に順張りスイングトレードの結果が良くなりましたが、もしかすると、ボラティリティと時間軸との間には〝理想的・平均的な比率〟が存在して、そこから乖離した時にそれを修正しようとする性質があるのかもしれません。
(ボラティリティ版グランビルの法則のような感じです)
ボラティリティと時間軸の相関関係については今後も検証を進め、データが揃った段階で随時取り上げていこうと思います。
昨年のセクター指数騰落率
昨年一年間のセクターECP指数
の結果を表にまとめてみました。
こうして見ると、意外と騰落率プラスのセクターがあるようです。
金属製品や繊維製品のここ最近の指数上昇は仕手株によるところが大きいです。
建設業は一昨年の建設基準法改正に伴う運転資金ショートの問題と景気悪化の二重苦で破綻が相次ぎましたが、その一方で基盤がしっかりしている銘柄はひろわれていたのかもしれません。
パルプ・紙の強さはここ最近のニュースによると円高を好感したものらしいですが...?
小売業、情報・通信、サービス業などの第3次産業が強かったのも昨年の特徴です。
相場のこれまでの常識では「不景気の時はディフェンシブ株を狙え」ですが、それも変わりつつあるんでしょうか?
| 水産・農林業 | 43.71 | 62.79 | 34.01 | 39.34 | -10.0 |
| 鉱業 | 3457.42 | 5871.98 | 2201.24 | 3250.24 | -6.0 |
| ガラス・土石製品 | 2957.13 | 3948.67 | 1657.47 | 2505.94 | -15.3 |
| ゴム製品 | 37.68 | 44.03 | 26.77 | 28.97 | -23.1 |
| 金属製品 | 2583.67 | 4107.22 | 1823.74 | 3476.36 | 34.6 |
| その他製品 | 2405.22 | 2463.01 | 996.67 | 1336.77 | -44.4 |
| 建設業 | 1304.91 | 2024.52 | 1001.15 | 2008.38 | 53.9 |
| 食料品 | 1444.79 | 1542.13 | 893.17 | 1087.81 | -24.7 |
| 繊維製品 | 2503.78 | 4432.68 | 1812.42 | 3837.79 | 53.3 |
| パルプ・紙 | 55.03 | 80.09 | 38.91 | 78.24 | 42.2 |
| 化学 | 2052.82 | 2052.82 | 1097.62 | 1292.00 | -37.1 |
| 医薬品 | 82.05 | 98.69 | 67.65 | 79.45 | -3.2 |
| 石油・石炭製品 | 70.09 | 77.02 | 35.71 | 51.30 | -26.8 |
| 鉄鋼 | 8952.55 | 12107.68 | 4742.04 | 5976.41 | -33.2 |
| 非鉄金属 | 5708.73 | 7230.56 | 3109.94 | 5545.89 | -2.9 |
| 機械 | 10871.96 | 16978.13 | 4988.22 | 9885.14 | -9.1 |
| 電気機器 | 1733.01 | 2441.11 | 1027.61 | 1484.02 | -14.4 |
| 輸送用機器 | 671.97 | 732.82 | 309.74 | 356.33 | -47.0 |
| 精密機器 | 6186.96 | 6186.96 | 2527.38 | 2964.52 | -52.1 |
| 卸売業 | 14152.82 | 19061.75 | 5088.26 | 6260.24 | -55.8 |
| 小売業 | 6247.66 | 8228.64 | 4518.02 | 7766.49 | 24.3 |
| 銀行業 | 95.14 | 115.81 | 42.44 | 55.83 | -41.3 |
| 証券業 | 33.32 | 37.10 | 13.83 | 17.36 | -47.9 |
| 不動産業 | 2064.56 | 2342.89 | 643.07 | 921.34 | -55.4 |
| 保険業 | 11.92 | 16.47 | 7.40 | 9.69 | -18.7 |
| その他金融業 | 10627.48 | 13141.18 | 4081.82 | 6246.96 | -41.2 |
| 倉庫・運輸関連業 | 863.67 | 1153.71 | 631.91 | 903.03 | 4.6 |
| 海運業 | 126.70 | 183.85 | 48.73 | 70.07 | -44.7 |
| 陸運業 | 67.43 | 71.00 | 50.05 | 58.30 | -13.5 |
| 空運業 | 2.43 | 2.66 | 1.76 | 2.02 | -16.9 |
| 情報・通信 | 2485.46 | 3038.21 | 1907.53 | 2986.05 | 20.1 |
| 電気・ガス業 | 2.59 | 2.76 | 1.91 | 2.70 | 4.2 |
| サービス業 | 4608.55 | 8025.71 | 3703.77 | 8025.71 | 74.1 |
こうして見ると、意外と騰落率プラスのセクターがあるようです。
金属製品や繊維製品のここ最近の指数上昇は仕手株によるところが大きいです。
建設業は一昨年の建設基準法改正に伴う運転資金ショートの問題と景気悪化の二重苦で破綻が相次ぎましたが、その一方で基盤がしっかりしている銘柄はひろわれていたのかもしれません。
パルプ・紙の強さはここ最近のニュースによると円高を好感したものらしいですが...?
小売業、情報・通信、サービス業などの第3次産業が強かったのも昨年の特徴です。
相場のこれまでの常識では「不景気の時はディフェンシブ株を狙え」ですが、それも変わりつつあるんでしょうか?

