衝撃のDevil Fish番外編3[英会話小説] | The Lilies And Roses

The Lilies And Roses

当ブログはスキップビートの二次小説ブログです。
作者様・出版社様には一切関係はございません。
また文章の無断転載等はご遠慮下さい。

自由にのんびりと書きたいお話を載せていきたいと思います。
Laylaの完全自己満足&文章力UPの為の修行場です(´∀`)

魔人sei様のブログから【リク罠128】リク罠1行お題は前回「たこ焼き」と「衝撃の…」でした。
今回は続編ですにひひ


*英語は直訳ではない時もあります
*設定時期はホワイトデーの少し前くらいです
*ギャグでキャラ崩壊しています汗どんな蓮様でも愛せる方のみどうぞ↓



~衝撃のDevil Fish(番外編3)~   




私は最近困っています・・・・。

いや・・・いいんですよ あの敦賀さんに ”食欲” というモノが出たんですから。

それはとても良い事だと思うわ・・・。

でも!!


『もーー!!兄さん!!』(Hey!!!Come ooooon!!! Cain!!!!!)


『どうして毎日”たこ焼き”なのーーー??!!』
(Why do we have to eat Takoyaki everyday?)




たまには違う物も食べさせて下さい!!



もう限界です!!!




セツカは毎晩続く”たこ焼きパーティ”にうんざり
していた。





始まりは数日前の事だった。


『兄さん、たこ焼きパーティーしましょ?』
(Let's have a Takoyaki party!!)


『関西人は色々な食材も入れるそうよ』
(Kansai people put different foodstuff)


『・・タコの代わりに』(...instead of octopus)



うふふ 私チーズとウィンナー入りが大好きなのよね~!

セツカは顔がニヤけそうになるのを何とか堪えた。



色々な食材だと?! 一体どういう事だ?!

逆にカインには全く想像が付かない。



「・・・例えば何を入れるんだ?」
(For example, what do they put in Takoyaki?)


『う~ん、チーズ ネギ ウィンナーとか?』
(Well...cheese, leek, and small Vienna sausage?)

『・・・チョコ入れる人とかもいるらしいわ』
(I saw a girl who puts chocolates..)


『テレビで観たの』(...in Takoyaki on TV)






なっなに?! そんな楽しみ方があるのか?!!

チーズ? ウィンナー? ネギ?! ネギは分かるが・・・・・・


・・・チョコレートだと???!!! 

カインは心の中でかなりカルチャーショックを受けていた。


そしてその日から 気が付けば毎晩たこ焼きパーティーの様になっていたのだ。




■□■□■□■□■□
■□■□■□■□■□




『アタシ今日は違う物がいいわ・・』
(I wanna eat something different today)


『・・兄さん?・・聞いてる?』(Cain...? Do you hear me?)




「・・・・・・・・・・・・・・・。」



『・・・・・兄さん・・・・??』



「・・・・たこ焼きしか食べたくない・・プィッ」
(I don't feel like eating different food)
 


カインは拗ねた様にぷぃっと横を向いた。



・・・なっなんですか アナタは! 子供ですかっっ・・・?!

もっと野菜を食べないと・・! 兄さん・・・!!



こっこれは何かの呪い??

まるで兄さんが たこ焼きに取り憑かれているかのよう・・・・・!


うう・・・っ! 兄さんの後ろに・・・・・

何か巨大なタコが見えるわ!!!たこ

なっ何・・・?! ・・・・幻????!!  
(怨キョも震えています)



怨キョ
「うううーーーータコの怨念がぁぁぁーーーー!!」

「取り憑いて離れないのぉぉおーーーーー!!」

『戦えっ!戦うんだぁーーー!!』



「あああぁぁっぁぁああーーーーーーっっっ!!!!あせるあせる
(↑ 怨キョに何が起きたっ?!おののくびっくり)



結局その晩も2人はたこ焼きを食べたのだった。




■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□



その後セツカは食器を片付け、テレビを観ていた。

そして暫くすると カインが風呂から上がって来た。



「セツ、風呂空いたぞ」(I'm done, Setsu)



しかしセツカはテレビの映画に夢中になっていた。



『あ・・うん・・映画観たら入る』
(I'll take a bath after finsh this movie)


『・・この海賊映画 面白いわ』(This pirate movie is interesting)


『かなり昔のっぽいけどね・・』(It looks very old...though)





ん・・・? ・・昔の・・海賊映画・・・・?


カインはテレビの方に視線を向けた。


「・・・・・・・・・・・・・・・・・!!」



まっまさか・・・?!

こっこの映画はもしかして・・・・・!!!

俺が幼い頃に観た・・・・・


海賊デビルフィッシュの

映画じゃないのかっっーーーーー??!!



カインの身体から変な汗が吹き出て来た。



「・・・セツ、チャンネル変えるぞ」
(Setsu...can I turn over?)


『えぇ?今いいところなのに・・』(Why? It's a good part now)


『観たいわコレ・・』(I wanna watch this more)




セツカは相変わらず映画に夢中になっていて、カインの方を見ようともしない。





やめてくれ・・・! 最上さん!!


お願いだから!!!


俺はそんな映画 二度と 観たくないんだ・・・・!









カインはソファーに座っているセツカを 力強く抱きしめた。



つつつつ敦賀さん?!なっなぜ そそそんな突然 抱きつく付くんですかぁーーーー!!

突然の彼の抱擁に セツカの心臓がドクンドクンと鳴り出した。



ドクン ドクン・・・・


ドクン ドクン・・・・


おおおお落ち着くのよキョーコ ちっ違う アタシはセツカ―――。




「・・・・・・・・・・・・・・雪花・・・」



『・・・・兄さん?何よ・・突然どうしたのよ』
(What's this all of a sudden)




ドクン ドクン・・・・


ドクン ドクン・・・・



「お仕置きが必要だな・・・・」(I'm gonna punish you)


「・・そんなに映画に夢中だとは」
(You are being crazy about that movie)


「・・・・”俺”より」(...more than ME)




カインはそう言うと妖艶な笑みを浮かべ、セツカを抱きしめたまま彼女の耳元にそーっと優しく 息を吹きかけ 頬を撫でた。




きっきゃああああぁぁぁぁあああーーーーーーーーっっ!!!


つつ敦賀さん かかか顔が

夜の帝王になってマスーーーーーーーッッ!!!



チュッ チュッと セツカの首元からリップ音が響いていき



ドク ドク ドク・・・・


ドク ドク ドク・・・・



そしてセツカの心臓の鼓動がどんどん高鳴り、体温が上がっていく―――。



ドクドクドクドクドク・・・・


ドクドクドクドクドクドク・・・・・






(つづく)