『古事記』とスピリチャリズム 「天皇制」-世界に誇るべき日本の遺産 | ギッコンガッタン 

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 何となく、題名にひかれて買いました。古事記を確かに題材としていますが、古事記から現代科学といわゆるスピリチャリズムとの絡みがまず論じられています。また、現在の政治や社会生活の様々な問題点を著者独自の分析で述べていて、このような現代だからこそ、今後は、スピリチャリズムが大事になると言う格好で話をしています。

 

 もちろん、古事記の歴史的な役割や意味付けも書いています。凄く、色々と話題が豊富で古事記の解説と言うより、古事記から導き出した現代文明論的な話がかなり主題と言っていい感じの本です。科学面の部分は、こじつけっぽく感じたり、分かりにくく感じますが、全体に色々と多角的に取り上げていて面白い本だと思えましたね。