【1177】ダクシン (東京) ☆☆☆☆ | 今日はカレー日和

今日はカレー日和

東京のカレー屋を1800軒紹介します!

ダクシン

東日本橋にある有名南インド料理店の2号店。東京駅八重洲口のほど近い場所にある。場所柄ランチ時は混み合うのだが、お店のキャパが比較的あるため、割とすぐに入れると思う。周辺で働くサラリーマンやOLも多いのだが、インド人客も非常に多い。それだけ本格的な味なのであると思う。それにしても気付けば東京駅八重洲周辺は南インド料理の聖地の様相を呈してきている。お店の数が増えるのは南インド料理好きには非常にありがたいことなのだが、もっと位置的に分散してくれてもいいんだけれども。お店の雰囲気は、インドの絵や置物はあるものの、白と茶を基調としたシックでシンプルな内装で、木製の重厚な椅子と机が使われている。


Cセット 南インドミールズランチ (1,250円)
ミールスのセットを頼むと、「ミールズの楽しみ方」というインストラクションを手渡される。とにかくカレーなどのカトリ(器)をお盆から出して、お盆を大きな皿として混ぜて楽しんで欲しい、と書かれている。またこのセットは主食をナン・プーリ・ドーサの3種類から選ぶことができ、またカレーも日替わりの中から2種類選べる。今回は辛口のミックスシーフードカレーと中辛のほうれん草とチキンのキーマカレーを選択。また嬉しいのはライス、ラッサム、サンバルがおかわり自由であること。しかも折を見て「おかわりどうですか?」と声をかけてくれる。


味の方は、どれも非常にレベルが高くて美味しい。ラッサムやカレーは容赦の無い辛さで、辛い物が苦手な人には厳しいと思う。またサンバルはスパイシーながらも豆や野菜の優しい味がベースとなっており、とてもおいしい。カレーは具材の味を引き出していて、どれも味わい深いし、ドーサのカリカリ部分としっとり甘い部分のハーモニーも絶妙。今日のお惣菜はタンドリーチキンのヨーグルト版みたいな物で、びっくりするほど柔らかく、尚且つ後引く酸味が良かった。


気になった点は、ミールズの楽しみ方の紙には、当店のミールズはバスマティ米です、と書かれていたので非常に期待していたのだけれど、運ばれて来たらジャポニカ米だったこと。値段的には納得なんだけど、ついつい事前の期待が大きくなりすぎてしまった…。あと、ラッサムはパンチの効いた味でおいしいんだけど、ちょっとしょっぱいかな…と。もちろんご飯と一緒に食べたりするのには塩辛い方が進むんだけど、個別に食べるとしょっぱすぎた。でも全体的にどれも美味しく、コスパのいい店だと思う。また来たい。





店名:ダクシン
最寄:東京
住所:東京都中央区八重洲2-5-12 プレリービル B1F
電話:03-6225-2640
営業:11:00~15:00(L.O.14:30) / 17:30~23:00(L.O.22:00) [平日]
   11:00~15:00(L.O.14:30) / 17:30~22:00(L.O.21:00) [土日祝]
定休:無休




南インド料理ダクシン 八重洲店インド料理 / 京橋駅東京駅宝町駅

昼総合点★★★★ 4.0