読書感想になります。

 

「生き物はどのように土にかえるのか 動植物の死骸をめぐる分解の生物学」

 

最初は、動物の死骸に関わる生物と、どう朽ちていくのか?

そうそう!ハイエナも出てますよ〜

ちなみにクマさんもですね。

両方ともハンティングもしますが、クマの方はもっぱら死肉漁りです。他のクマ本を読んでると、そうなるよな〜と繋がってくるのが面白い!

 

動物の死骸の中でも事例として紹介されてるのはゾウの死骸。

中々、グロい説明もあるので、苦手な人は回れ右かも・・・

でも、それが色んな生物たちの働きによるものなんですよね・・・

 

ゾウの次に、紹介される動物の死骸は・・・クジラです。

海の中では、死んだ個体に何が起きるのか? 誰がその死骸を始末するのか? 海の中でも陸のハイエナに相当する魚がいます。

 

動物の次は、植物です。

植物を土に返すのは誰か?

そりゃキノコですよ!!!

まず、植物の体の構造や分解に関わる成分を紹介。そして、それをキノコなどの菌類たちがどう分解するのか?

土壌について、腐葉土についての説明。上からはどんどん落葉して葉っぱが落ちてくる。供給された落ち葉を分解する菌類たち。

さらには菌類を分解するものたち。細菌とか。さらには自分で溶けてしまうキノコ。ヒトヨタケの紹介もありました。

 

最後は著者の研究の紹介。

実はこの著者、こちらの著者と関わりがあったりします。

 

 

増えすぎたカワウが営巣する森で何が起きているのか?

植物を分解する菌類よりも、アンモニア菌など、動物の死骸があった跡地や排泄跡地に生えるキノコやカビが多いとか。

これ・・・以前、学会で聞いた覚えがあるな。この先生の顔は思い出せないけども。

枯木ワンダーランドの本の中でも、カワウと菌類の話は紹介されてました。

 

 

 

 

最後の〆は腐敗と発酵。結局は同じ。人間に有益な腐敗を発酵と呼んでいるだけ。

有害なら、それこそ、カビ毒にしても、この前の某サプリ騒ぎにしても、中毒を起こすわけで・・・

 

ちなみに、ジェイドくんの二次創作キノコシリーズに出した猪先輩のユニーク魔法は腐敗です。

not監督生のユニーク魔法を何にするか?も面白いですね。

 

落ち葉からキノコを出すことも出来るし、ジュースをワインにすることも不可能ではない。

でも、コントロールが下手なので、ワインを通り越してビネガーになっちゃったりも。

 

レオナの同期の設定なので、こんな場面もあったり。

1年生レオナと猪くん。

 

 

 

おバカギャグです。

 

 

追記)

 

腐敗と発酵は表裏一体。

これ、履歴書や子供のお受験願書での長所短所の扱いに似てるかも? 短所は長所に書き換えるとかね。

そういう意味では・・・ツイステのファントムとツムも似てないか?

 

ツムは見た目は可愛いけど、やってることは無害なファントムって感じ。

各キャラに似た見た目に、似た行動・・・

何か、ツムを本編に結びつけてきたりするかな?流石にそれはないか・・・

 

ツムが本編に入ってきたらそれはそれで面白そうだし期待ですが、それよりロロくんを本編に出してくれ〜!