以前、文書に含まれる単語を調べるマクロ(Collectionオブジェクト)
と文書に含まれる単語を調べるマクロ_並べ替え付き(Collectionオブジェクト)
を書きました。
これは、もともとインストラクターのネタ帳
の管理人でMicrosoft Excel MVPの伊藤潔人さんの記事に触発されて書き始めたのですが、その伊藤さんがどんどん先に走っていってしまうので(笑)、ひとまずご紹介だけさせていただきます。
私もいろいろと触発されて妄想が広がっているのですが、ちょっと時間が足りていなくて検証ができておりません。伊藤さん、速すぎます。
さて、まずはこちらの記事から。
単語一覧をExcelに出力するWordマクロ
これを見て狂喜乱舞している翻訳者の方々多いのではないでしょうか。
Excelに出力してしまうというすごい技です。
わたしもこの種のマクロは最近作り始めていますが、こんなにシンプルに書けるのかと驚いています。
やっぱり、Dictionaryオブジェクトはいいですね。非常にシンプルにメンバー(構成する要素)を保存してはき出してくれます。
Excelに書き出してしまえば、あとは集計も並べ替えも簡単ですよね。
文書に含まれる単語と単語の個数一覧をExcelに出力するWordマクロ
そして、少し応戦しようかと思ってネタを考えていたら、次なるマクロが公開されてしまいました。
使用頻度まで計算してしまうマクロ。
Functionプロシージャが使われています。
どのような主旨でつかわれているのか、私たちにはわかりますよね。
こういう結果を予測できるマクロをたくさん読んで、プログラムの意味を理解して自分のプログラミングに生かすことは必要ですね。
わかりやすいプログラムに感謝です。
そしてこちらです。
単語と個数とページ番号と行番号を、Excelに書き出すWordマクロ
本日は、ここまできてしまいました(笑)。
ヒントがたくさん詰まっています。
伊藤さんご自身がこのこの記事で以下のようなことをおっしゃっています。
(引用開始)
ここでは、ロジックが見えやすい形のマクロをご紹介しましたが、たくさんの語句の含まれている文書に対して上記のマクロを実行すると、処理が完了するまで結構な時間がかかるはずです。実務で本格的に利用する場合、データを一旦配列に格納しておいて、Excelへの書き込みも工夫したマクロに修正することをおすすめしておきます。
(引用終了)
その通りですね。たしかに時間がかかります。
ただ、私たちマクロ学習者かつ実務者にとっては、このデメリットはあまり気にしなくてもいいかもしれません。
このようなヒントは大変勉強になります。しかも、Excelとの連携はやっぱりうれしいですよね。
時間がかかることは、パソコンをほったらかしにしておけばいいのでなんとかクリアできます。
このヒントとマクロをどう活用していくかは、私たちにゆだねられていますね。
ぜひお試しください。
伊藤さん、毎度ありがとうございます!
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コメントを書き出すマクロ(ページ番号・行番号付き)
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