「性自認」と「性的指向」は違う話 | GID memory

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FTMTSのGID関連ブログです。戸籍訂正が済んで、当時の気持ちを確実に忘れてしまいそうなのでここに記録しておこうと思います。
タイ滞在記ほか

説明不足気味ブログが今更感満載なテーマで申し訳ないですがwあせる

前回記事 からの流れで縁に触れてφ(.. ) メモメモ...






「性自認(Gender Identity)」と混合されがちなこととして、「性的指向(Sexual Orientation)」がありますね。


◆性自認(Gender Identity)は、自身の性別をどう認識しているかという性の自己意識・自己認知。

FTM(Female to Male)とは、体は女性の性質に生まれたものの、頭の中の意識では自身を男性として認知している人のこと。

MTF(Male to Female)はその逆。


◆性的指向(Sexual Orientation)とは、どの性別を恋愛や性愛の対象にするか。異性愛、同性愛、両性愛、無性愛、など。


このように全然違う話です。汗


「性自認」は、“自分”(自己意識)の問題。

「性的指向」は、ベクトルがどこに向いているかという話なので“他者”が関わってくる問題

ともいえますね。



「性自認」なんて普段考えたことがない方は、こちら (「シスジェンダー特権チェックリストのご紹介」)を読まれてみると目からウロコかもしれません。(・ω・)b



ちなみに、具体的な「性的指向」の例を書いてみると


<シスジェンダー(生来、心と体の性別が一致している)男性の場合>

対象 ← 本人

男性を好きな男性=同性愛

女性を好きな男性=異性愛

男女とも対象となりうる男性=両性愛

誰も対象となりえない男性=無性愛


<FTMの場合>

対象 ← 本人

男性を好きなFTM=同性愛

女性を好きなFTM=異性愛

男女とも対象となりうるFTM=両性愛

誰も対象となりえないFTM=無性愛


ですね。

細かな分類はもっとありますが、ざっくりわけるとこんな感じ。笑

(*脱線しますが、受容者の視点から当事者をとりまく多様なセクシャリティのカタチ、複雑な心情について以前書いたこともありました。こちら 参考まで)


「FTMだったら絶対、女が好きだろ」といまどき言う人もいないでしょうが

そうではない人もいるということは忘れないようにしましょう~









蛇足の話注意

性愛的な意味でFTM好きなシス男性も、

FTMが好きなFTMもいます。

ひとつの恋愛の形としては他と何ら価値に違いなどないものですが、

性を発散させる関係性のなかでは、時折強●など想定外なトラブルに発展するケースもあるのでご留意を。