受容者。――「理解」と「受容」② | GID memory

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FTMTSのGID関連ブログです。戸籍訂正が済んで、当時の気持ちを確実に忘れてしまいそうなのでここに記録しておこうと思います。
タイ滞在記ほか

前回 つづき

いろんな受容者のケースをつらつらと書いています。ペンギン足あと


今日は、FTMとビアンさんカポーについて。φ(.. )



まあ、なんというか。。。

人生は小説より奇なり、です。(`・ω・´)ゞシャキーンww


正しいとか正しくないとか価値判断するのではなく、

現実そのものを、ただ、ひたすら、見る。見る、見る、見る、見る。。。ZZzz....

(人って同じモノをみているようで、実は、びっくりするくらい見れていないですよね。苦笑)


以下、本日もまとまりのない文なのでお暇な方のみどうぞブーケ1


(事象を真摯にみつめることで、様々に絡み合った気持ちや思想や誤解が溶けてなくなる瞬間もあれば、違いが浮き彫りになることもありますよね^^

それは寂しいことだったりもしますが、理解が深まることでもあります。

つらつらと書き連ねた文章ですが、誰かの気づきのきっかけになればうれしく思います。m(_ _ )m)








ケース3


(理解、受容: 様々)


ビアンさんと付き合っているFTMはいます。

そのまま結婚した人もいます。


ときどき、ビアンさんと付き合うFTMはFTMではない!という人をネットでみかけますが、私は、ビアンの人(性指向が女性の「女性」)と付き合う者はFTMではない、とはモチロン思わないです。

出会いや情愛なんて、頭で考えてどうにかなるものではないですから。


ただ、“ずっとつづく”関係性となると

正直、難しい。とは思います。


(FTMと付き合っているのに彼女が「私はビアン」と言っている場合、よそ様のカップルとはいえ『可哀そうに。。』とは思いますねσ(^_^;)。。彼氏には同情するとともに、対話が足らないor微妙な段階のカップルなのだろうなぁとあまり突っ込んだ質問はしないようにしようと思ったりします。)




ケース1 は本質的な理解がまったく伴わないビアンさんという極端な例だったので、まずこんな相手と付き合っているカップルはほとんどいないとは思いますが。


ただ、たとえどんなにGIDの理解がある彼女だったとしても、

FTMはどこかで「自分もとして見られているんじゃないか・・?」という想いがあるようです。

(FTMと付き合っている子から、「どうせ男じゃないと思ってるんだろ!」と彼に言われたことがあるしょぼんと聞いたこともあります)




ストレート女性と付き合っているときはそんなこと考える必要はないわけですが(FTMの性格によってはストレート女性相手でも気にする人もいるみたいですけど^^;)、相手が元々女性だけ好きだったとなると、それは考えるなという方が無理な話ですよね。

未治療だとすれば尚更。



でも、相手のことが好きだから、いっしょにいる。

でも、言葉の端々、行動の端々に、時々水を浴びせられるような思いがする。傷つく。

でも、好きだから離れられない。

でも、でも、でもの、繰り返し。。



彼女の方も同じでしょう。


相手のことが好きだから、いっしょにいる。

完全に男として見ているかと言われると、・・・正直自信はない。でもそれを彼に言うと傷つけてしまいそうで、言えない。

でも、時々言葉の端々、行動の端々で無意識にその気持ちが出てしまう。傷つけた顔をみてから、はっと気が付く。自己嫌悪。

でも、好きだから離れられない。その繰り返し。。。




私はビアンさんと付き合ったことはないので、推測するしかないわけですが。。性愛が絡むと心と体がまた複雑に絡み合って、頭で考えて関係をスマートに整理できるものでもないし。。

(話しを聞いたり、傍目にカップルを眺めていたことはあるので、完全な推測ではないですけど^^;)




ビアンと付き合ったわけでもないのに、なんでこんな記事を書くんだ?

と言うツッコミが聞こえてきそうですが。苦笑


FTM同士の連帯はだいぶ(過剰に?)浸透したと思うので、

今後は、当事者の家族やパートナー、働く職場の同僚などの連帯が増えてくるのではと思うんですよね。(というか個人的願望。笑)


そんなとき、

FTM×ストレート(バイ)女性以外はおかしい!みたいに

パートナーさん同士が表層的なことで否定しあってほしくない訳です。(´・ω・`)


しかし、以前書いたようなFTMごっこともいうべき勘違いカップルはぜひ放置しないでいただきたいビックリマークw、という複雑な気持ちもあり。。勘違いは勘違いを生みますから。。ガーンガックリ

(過去記事「あたし、FTMかもしれないんだ~ 」、「続・―」








少し脱線しますがコーヒー


当事者は自分自身の立ち位置を把握したうえで、情報発信すべき、という主旨の記事を以前書いたことがありました。(過去記事「NNN「カレシのおっぱい」1.背景考察」


あくまで他者や社会に発信するときにはそれ相応の責任が発生するから書いたものでした。

閉じられた関係性にとどまらず、自ら外に発信するのなら、メッセージの内容はコントロールすべきというごく当たり前の話ですね。


そういう公共的な意味合いではない、プライベートな空間・・

現実のクローズドの関係性は、お互いの感情や理性、いろいろな価値観、環境、事情等が絡み合って、言葉では表現しきれないとてもデリケートな話だし、他人が立ち入るのはお門違いだというのもわかっています。

(「その人の生き方ですから、私は否定はしません。」と書いたのはそのためです。)


実際、パーティなどでFTMという人びと(実際はFTXもボーイッシュなビアンさんも混合でしょう)が集まったときに、皆でお前はFTMだ、お前はFTMじゃない、なんて言い合わないですよ。

ああだこうだ勘違いな話を言って暴れているFTMがいたら、困惑しながら、指摘する人はいるでしょうが。。

(あ、昔はお前はFTMじゃないと正面から言う当事者はいましたひらめき電球w みんな男として社会で生き抜くために必死だったんでしょうね。あれもひとつの役割@鍛錬だったんだなぁと懐かしく思います。)






クローバー

いろんな人がいて、いろんなカップルのかたちがあります。


ビアンさんと付き合っているFTMにしてもそう。

ただ単にやれればいい、という奴だっています。

*FTMで相手が女性(ビアン)の場合、FTMに女性性を強要して、いやがるFTMを脱がして襲うw性犯罪者のような女子はまずいないでしょうから、こういうすれ違った関係も成立するのかな。と思ったり汗

*MTFで相手が男(ゲイ)の場合、MTFに男性性を強要して、いやがるMTFを力づくで脱がして襲う(襲わせようとする?)男はいるでしょうから、この手の勘違いはつづかない。(たぶんw)


逆に、FTMと付き合っている女性でも

ただ単に優しくてかっこいいから、良くかまってくれるからという人も正直いるんじゃないかな。


(かたや、ジェンダーやセクシャリティといった次元の話ではもうないのだと思いますが、)受け入れてくれるのなら、何をされてもいい、理解されていなくてもいい、という人もいますよね。。

・・それほど自尊心を失った状態というのは、聞いていてつらいですが、軽々しく指摘などできないです。




そんなこんなで、、
「一緒にいること」こそを目的とし、

お互いうまい具合に勘違いをくりかえし、

突き詰める部分と突き詰めない部分を抜群のバランスでかわしているカップルは、います。



もちろん、ちゃんとお互い向き合って、

お互い“譲歩できる部分”を近づけていく過程を経て、

あらゆる障壁を超えて、かけがえのないパートナーになっていくカップル達もいます。



それらがうまくいかなかったカップルは、別れて別々の道をいく。




「性自認」や「性指向」はとても大きな、人格の基盤に関わってくるものです。

でも、それがその人の「すべて」では、ない。

でも軽くみると、本質を見失う。。。築いてきたはずの関係が一瞬にして壊れるなんてよくある話です。



いろんなカタチがあるということ、いろんな過程があるということ、いろんな心情があることを忘れないようにしたいものです。。。








最後にクローバー

そういえば、「私も男と付き合えたのね」としみじみ言っていた女性もいましたひらめき電球


ビアンさんで、もし最近FTMと付き合いだした人がいたら、ぜひそう言ってあげてください。笑

「私は昔ビアンだったけど、あなたに出会って変わった」、でも喜ぶんじゃないかな。


もちろん、口先だけの話しではなく実感がともなっていないと意味ないわけですが。苦笑









(つづく)















蛇足話虹

今更な話ですが、私は同性愛の人に偏見がないです。φ(.. )

大人になるまで「性同一性障害」という言葉がなかったため、自分が何者かわからず、あらゆるセクシャルマイノリティの知識を手に入れられる限り吸収しようとしていた時期もありました。



性同一性障害と性指向の話は全然違う話ですが、


どう生きるかはてなマーク、自分は何者かはてなマーク、という

『アイデンティティ・クライシス』

は、あらゆるセクシャルマイノリティが経験する壁であり、

マジョリティのそれよりもより深刻なのだろうとも思っています。

(↑とはいえ完全なるマジョリティなど存在しませんから、セクシャルマイノリティが世の中で一番不幸wという話ではありません。あしからず^^;)



思春期など葛藤の過程を経て、「私は同性が好きだ。何ら恥ずべきことはない、ありのままでいいんだOK」と自己を受け入れ、肯定的に人生を生きてきた人が、

あるとき、FTMと出会って恋に落ちる。


でも、相手を好きになることと、自分の抱える問題(テーマ)は別の話ですから。


ビアンとして生きることを受け入れたばかりなのにそれを捨てるとか、、すぐに思考をスイッチできない人がいるのもわかる気がするんですよね。。


(FTMと付き合っているのに「私はビアンですべーっだ!」と公言する人の場合、性同一性障害の本質なんてわかってなくて言う人が多いのでしょうが^^;)


まあ、二人の未来がどうなるかは神のみぞしる話なので、とりあえずFTMと付き合っているときくらいはビアンの看板をおろしてもいいんじゃない?とは思います。苦笑











おしらせクローバー

FTMと付き合っている方(セクシャリティ不問)で何か悩み?がありましたらこちらへコメントどうぞ(*^ー^)ノ

いちFTMの考えとして私でよければお答えします。全部終わってからなのでレス遅くなってしまいますがあせる

みんなで思いを共有できるといいですね音譜