佐世保で竿屋を立ち上げた頃は
「持たない生活」ってのをやってました
いつ廃業しても「身軽」なようにね
物が多いと大変でしょ?
当時は「いつでも夜逃げできるようにね」と言っていました
当時、数年の僅かな期間でしたが
女性も二人ほどそんな部屋に出入りした時期もありましたが
よくあんな何も無い部屋に来ていたな・・・って思います
「先にウチ行って晩御飯作っとくね」とオレが帰る前に先にウチに出入りしていたり
夜はそのまま、フローリングに布団を直敷きした何も無い部屋に泊まっていく
女性も金を持ってない同種ゆえの親近感・・・というワケではない
当時出たばっかの真っ赤なアルファに乗って
金も無い&何も無い部屋に来る
あの当時でも「まだ若かった」んだなって思います
そんなことが身の周りにありましたからね
今じゃドキドキしたらそれは「恋」や「情事」ではなく「救心飲む?」と言われそうな還暦前のオッサンです
なんか、いつの間にか忘れていたな
生活空間に次第に物が増えていきました
いや「持たない生活」のほうがシンプルじゃん
シンプルライフじゃん
・・・とは思うのです
車両部品はチョット別ね・・・アレはある程度持ってないと困ります
ウチの親は(ことさらお袋は)
昭和一桁ではないにしても戦前・戦中・戦後を生きて来た人間なのもあって
なんでも捨てないし「持つことが豊か」という高度経済成長期に結婚・子育てと進んで来た人間
ま~~捨てないんですな
定番ではあるけど昭和の頃の「親」ってけっこう「包装紙」すらキレイに剥がして取っておいたよね
オレもさ、まだ50代なので「終活」には早いけど「断捨離」は別にいくつにやってもイイことかと
少々、身の周りを少しずつ物を減らしていこうかな・・・って最近思ってきました
そんな中の、別に「一番乗り」にするような物ではありませんが
もう10年くらい前か、実家に帰った時に
実家にあっても、と思ってクルマに積んでコッチに持って来てたもののひとつにCDもありました
それがね、二階に持って行くのも「持って行ったって使うワケでもない」のもあって
一階の仕事場の物置に置いてました
正直・・・「ジャマくさいな」とは以前から思ってました
なので、いらんし、執着心もそれほど無いので「捨てるか!?」と物置から引っ張り出しました
なんか「ビデオ」とか箱に書かれてますが
実家に置いてた時に親父あたりが書いたんだと思います
モノタロウの箱は新しいけど数年前に箱を替えたんだと思います
世の中がレコードからCDに移り変わり始めた頃からのCD
ちなみにレコード(EP、LP)はまだ実家にあると思いますが
こっちに持ってくることは無いと思います
昔はさ、音楽を買うのもCDではなくデータで買うような音楽配信に変わり始めた頃は
「そんな買ったか買わんかわからんようなのイヤだ。ジャケットがイイとかジャケ買いも満足のひとつなのに」なんてすぐに順応できず順応には時間を要しましたが
今では「物」ってのは「たまるし」「かさばる」し・・・
データで持つと「ブツ」が無いのでイイ!としか思わなくなった
時代の移り変わりにも、順応するもんだな
逆を言えば、まだ順応できてるだけ「老人」とまでは行ってないのかもな・・・って思ったりする
♪明日は何を捨てよ~、明日は何を捨てよ~~~