CDを処分(ミニマリストへの道) | ぎっちょ31  

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蒼き時代より共に生きる

佐世保で竿屋を立ち上げた頃は

「持たない生活」ってのをやってました

いつ廃業しても「身軽」なようにね

物が多いと大変でしょ?

当時は「いつでも夜逃げできるようにね」と言っていました

 

当時、数年の僅かな期間でしたが

女性も二人ほどそんな部屋に出入りした時期もありましたが

 

よくあんな何も無い部屋に来ていたな・・・って思います

 

「先にウチ行って晩御飯作っとくね」とオレが帰る前に先にウチに出入りしていたり

夜はそのまま、フローリングに布団を直敷きした何も無い部屋に泊まっていく

 

女性も金を持ってない同種ゆえの親近感・・・というワケではない

当時出たばっかの真っ赤なアルファに乗って

金も無い&何も無い部屋に来る

 

あの当時でも「まだ若かった」んだなって思います

そんなことが身の周りにありましたからね

今じゃドキドキしたらそれは「恋」や「情事」ではなく「救心飲む?」と言われそうな還暦前のオッサンです

 

なんか、いつの間にか忘れていたな

生活空間に次第に物が増えていきました

 

いや「持たない生活」のほうがシンプルじゃん

シンプルライフじゃん

・・・とは思うのです

車両部品はチョット別ね・・・アレはある程度持ってないと困ります

 

ウチの親は(ことさらお袋は)

昭和一桁ではないにしても戦前・戦中・戦後を生きて来た人間なのもあって

なんでも捨てないし「持つことが豊か」という高度経済成長期に結婚・子育てと進んで来た人間

ま~~捨てないんですな

定番ではあるけど昭和の頃の「親」ってけっこう「包装紙」すらキレイに剥がして取っておいたよね

 

オレもさ、まだ50代なので「終活」には早いけど「断捨離」は別にいくつにやってもイイことかと

少々、身の周りを少しずつ物を減らしていこうかな・・・って最近思ってきました

 

そんな中の、別に「一番乗り」にするような物ではありませんが

もう10年くらい前か、実家に帰った時に

実家にあっても、と思ってクルマに積んでコッチに持って来てたもののひとつにCDもありました

それがね、二階に持って行くのも「持って行ったって使うワケでもない」のもあって

一階の仕事場の物置に置いてました

 

正直・・・「ジャマくさいな」とは以前から思ってました

 

なので、いらんし、執着心もそれほど無いので「捨てるか!?」と物置から引っ張り出しました

なんか「ビデオ」とか箱に書かれてますが

実家に置いてた時に親父あたりが書いたんだと思います

モノタロウの箱は新しいけど数年前に箱を替えたんだと思います

世の中がレコードからCDに移り変わり始めた頃からのCD

ちなみにレコード(EP、LP)はまだ実家にあると思いますが

こっちに持ってくることは無いと思います

 

昔はさ、音楽を買うのもCDではなくデータで買うような音楽配信に変わり始めた頃は

「そんな買ったか買わんかわからんようなのイヤだ。ジャケットがイイとかジャケ買いも満足のひとつなのに」なんてすぐに順応できず順応には時間を要しましたが

今では「物」ってのは「たまるし」「かさばる」し・・・

データで持つと「ブツ」が無いのでイイ!としか思わなくなった

 

時代の移り変わりにも、順応するもんだな

逆を言えば、まだ順応できてるだけ「老人」とまでは行ってないのかもな・・・って思ったりする

 

♪明日は何を捨てよ~、明日は何を捨てよ~~~