毎日雨のシーズンになる前に屋根に登る | ぎっちょ31  

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蒼き時代より共に生きる

バカと煙は高いトコに登りたがる・・・ワケではありませんが

梅雨入りしてしまうと雨の日が多くなってしまうので

一度、屋根に登っておこう・・・と思い腰を上げた

 

とゆ~のも

 

ウチの家は雨漏りがします

 

それもなにもかも

ポンコツ大工のせい

 

今も「プロ」として仕事をしてるようです

以前、裏の小屋を解いた時に梁に名前が書いてあったし

隣のねえさんが「この家を建てたのは・・・」と聞いていたので裏付けは取れている

昭和52年に28才と書いてるので今は75才にはなってるってことか

 

そんな「プロ」が建て増しした2階の風呂場

以前もブログに書きましたが

ま~~~~プロとは思えない仕事っぷり

これがすべてにおいてガンになってるのです

 

ポンコツプロパン屋にしても一緒ですが

田舎商売ってのはプロとは思えないような仕事をしてもメシが食えるどころか金持ちにすらなれたりします

 

そのベランダに建て増しした風呂場の画像がこちら

なにがオカシイでしょう?

 

建て増しした風呂場の屋根がもともとの家の屋根の上に被さってますよね

そんでもともとの家の雨樋が建て増しした風呂場の天井裏に消えていってますよね

そんでその外壁の雨樋の下にもカビがスゴイですよね

 

そうなのです、もともとの屋根の上に建て増しした部分の屋根を被せてしまってるのです

それも天井高が取れないから・・・なら・・・と言っても、たとえそれでも被せちゃダメでしょ

いや、天井は低くはなるが使えないことはない

だって風呂場の洗い場は30cmくらい嵩上げしてるんだからね

 

ましてその嵩上げは「ガラ(土砂、コンクリくず、レンガくずなど)」をベランダに上げてその上に風呂を作ってる

そんで浴槽の排水口の下にはモルタルでベランダの上に山を作って凹みをつくってすり鉢状にしたモルタルの山に塩ビ管を刺してそれが浴槽の排水、たったその程度なら浴槽の栓を抜いたらすり鉢状をオーバーフローするのなんて小学生でもわかりそうなもの

だから引っ越し当初も「おかしい」「雨も降ってないのに一階が雨漏りする」と思って二階の風呂場を見ると

建て増しした床下から水が染み出てきていつも濡れていた

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そしてこの時の写真は排水管を延長して一階の排水溝まで配管を伸ばした時のもの

当初は排水は二階のベランダの垂れ流し

ベランダの角には縦樋があるから結局下まで流れるでしょ・・・的な仕事をしている

排水管の1本は風呂場、1本は二階キッチン

排水ってのは雨水のように「水」だけじゃない

風呂場からの排水は石鹸水だの体の皮脂だのも混ざってる

キッチンからの排水はもっと油分やら小さな食品屑も流れて来る

それをベランダ上に垂れ流し・・・という仕事をする大工

 

ましてさっき言ったように風呂場の基礎にはガラを入れている

 

オーバーフローした水はジュクジュクの土砂にしばらく保水されいつまでもジュクジュクになる

1日1回は風呂に入るんだから「乾くことは無い」となる

 

だから、せめて、オーバーフローしないように浴槽の排水溝をコーキングで7割がた潰してしまい

チョロチョロしか排水しないようにした

配管を受けにするにはベランダを貫通させた配管をするか浴槽をさらに高くするか・・・そんなメンドクサイことはしたくないので応急処置的に対策した

 

とりあえずそれでなんとか数年はごまかせたんだが

こんどは雨が降る度に一階が雨漏りするようになった

 

その根本的なガンがこの被せた屋根だ

だってもともとの屋根に降った雨は建て増しした風呂の天井裏に流れていくワケです

「樋があるじゃん」ではない

その樋だってアテになるもんじゃない

 

ポンコツプロパン屋の配管と一緒で

ハツったらハツったまんまで「仕事終わりました」と金だけは請求

屋根や「樋」と一緒で、流れて来るものは「水」ばかりじゃない

 

ましてや、ウチの裏は山だ、「落ち葉」は平地の家の比ではない

でもポンコツはこんなことを想像できないから

側溝の中で配管を割り込ませる

そして、雨が降ると犬走りまでオーバーフローする

 

ポンコツ大工のこの仕事にしたって一緒

流れて来るもんは「水」だけじゃない

屋根に落ち葉は降る、その落ち葉は被せた屋根の下に入っていき、被せた屋根の天井裏の樋で詰まる

引っ越し当時はこの風呂場の屋根裏にイタチも入ってて

 

サウナ室の(ポンコツ建て増しのくせにホームサウナまで作ってるがそのサウナも未完成で仕事を終えている)断熱材を

イタチがむしって巣作りに運んだのか!?屋根裏の雨樋にもずいぶん落としていたので濡れた綿のようにベチャって詰まる

引っ越し当時に一度風呂場の屋根をめくった時のもの

 

そんで二階のこのトタン屋根の部分はトタンにあちこち漏れがあるのか(もう随分サビてるし)

雨樋の外側にもそんだけ雨垂れるねん・・・ってほどだし、破風っていうのかなそこからも雨垂れが垂れる

ということは

この消えていった風呂の屋根の下でも同じようなことが起こってるって普通に考えられるよね

 

そしてそこから入った雨水は風呂の壁の中を伝って風呂の床下へ

その床下はガラを敷き詰めた床下

さらにそのガラの下はクラックの入ったベランダ

このソトヅラに見えてるベランダも応急処置的にクラック修理してるでしょ

この状況が、おそらく風呂場の床下にも「ある」というのは容易に想像できますよね

 

前置きの説明が長くなりましたが

最近は一階の雨漏りが酷くなったので

梅雨に入る前に一度屋根に上がらなきゃダメか・・・と思い腰を上げたということです

 

めくりました

これでも落ち葉を一通り取ったあとの写真です

引っ越し当時よりもトタンもサビが進行してますよね

バカ大工はこんなことも想像できないのか、やった後の2~3年後の状況なんてど~なろ~と知ったこっちゃないと思うのがポンコツゆえなのか

ましてや「被せて」屋根裏にしてしまってるワケだから外に出てる部分よりもサビやすいわな

一番サビてる部分

雨樋よりも手前で屋根裏に水滴が侵入しても不思議ではない感じ

 

焼け石に水みたいなもんでしょうが

せっかくめくったので塗らないよりはマシと思い、錆止め塗料も塗る

そんで、引っ越して間もない頃に

せめて「天井裏に落ち葉が入って雨樋を詰まらせないように」と被せた屋根の入口にステンネットを張っていたので

落ち葉の侵入は最低限でした

上に少し見えてる波板も以前無いよりはマシと少しでも屋根裏に水が流れて行かないように横張りしたものも

被さり屋根の側面まで立ち上げた

体裁悪いが、仕方ない

たぶん、波板を越す前に横に流れるでしょ・・・くらいなもん

 

そんでさ、こんな仕事をしても

大概「なんでだよ~~~」ってことが起こるんだよ

 

今日の夕方から雨になったので作業は間に合ったけど

「屋根裏にはほとんど雨は流れ込まなくなったハズなのに、なんで一階の雨漏りが直らないんだ???」って、きっとなる

そんで、それがまたストレスになる・・・と自分でも予言している(-_-;

 

すべてポンコツ大工のせい

 

自分だけがポンコツで生きるのは勝手だが、人にストレス与えんな・・・