足場が崩れる | ぎっちょ31  

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足を置いていた足場が崩れたのだ

 

崩れたというよりは「折れた」というイメージ

白い岩が見えるでしょ

石灰岩なので本来は白い

結果的にはこの白い部分だけしか繋がってなかったので折れたんでしょうが

くっついてる時には上から見る限りなので、もっとくっついてるように見えるのです

潮溜まりに岩が落ちてるでしょ

丸みもあるそれなりの大きさなのでもっとくっついてるように見えたのです

そして、ココに足を置いたのは今回が初めてではありません

何年も、十数年も、置いたことのある場所

 

こういう感じに出っ張っていたので、そこに足を置いていたのです

本来はできりゃギリまで立ちたいとこですが、過去にまったく無反応の中、何時間も投げ続けて「ダメか・・・」とそろそろ納竿しようと思っていた時にいきなりドカッと来て、バランス崩して死にそうになったこともあるので

重心が海側に簡単になりやすいような体制でルアーを引きたくないのです

 

そんな中、アカマスが食った

焦るような獲物でもないし、余裕かましてファイトしてました

アカマスは首振りというか、ガコガコするような引きをします

そのショックが足場にも効いたのか

立ってるだけでは折れなかった足場がポロッと消えました

同時にオレはこの潮溜まりに落ちました

 

こんなこともあるので、海側に重心が行くような立ち方をすべきじゃないのです

前にバランスを崩したら海側の崖下、下の岩で全身打撲&脳挫傷&意識不明になったトコに次の大波で海に消える

実はこの潮溜まりの左側も崖になってて下は波が洗ってるので、左に潮溜まりよりも先にバランスを崩してもアウト

右も崖で落ちれません

そして、忘れた頃に大波がこの足場まで大きなシブキをあげ、大量の水で叩かれたりします

 

真っ平の堤防の上でファイトするなら40kgのGT相手でも大した気を遣うこともなくクロックス履きでファイトでき

PEライン1本の己の全体重を後ろに乗っけて宙ぶらりんで「オレは竿を支えてます」ができますが

このテの磯では同じファイトはできません

重心の置き方、万が一の時に命を落とす方向には重心が行かないように気をつける

もし、このようなポイントで釣りを初体験される方がいましたら心に留めておいてください