この人の喋りってのはなかなか好きなんだが
彼の動画で一番回ってる動画を皆さんにもどうぞ
なかなか大切なことをいくつも語ってます
オレも心の構造がどこか栗城側のタイプのような自覚があります
たとえば「魚釣り」にしたって「釣りゃ~イイ」というアングラーや釣師はそこら中に居ます
でもね、「船やGPSや魚探使って船長に沖に連れて行ってもらって100kgの魚を釣りました・・・ではダメだ」と思うタイプ
「70cmの石鯛を釣りたいと言う者が60cmや65cmの石鯛の命まで取っていたら己の目標の分母を自ら減らすような矛盾行為をしている・・・それではダメだ」と思うタイプ
「人間は陸上生物 & 魚は海洋生物」それぞれのテリトリーから出ることなく
「単独」で磯に立ち
「掛けた魚は一匹で命懸けで逃げようとしてるワケだから、人間側だって最後まで独力の「自力完遂」ランディングサポートすら受けたらNG」だと思うタイプ
ましてや「船・人工衛星からの位置情報を使ったGPS・見えない海の中にどれくらいのサイズの魚がどの程度居て、それが何m付近に居る・・・とか知恵を持った人間がそこまで使って魚とケンカするのはケンカにチャカ持って行ってハジくヤツとなんら変わらない」と思うタイプ
言い換えたら「不器用」なのかもしれない
アホっぽくそこは考えなきゃよかろうに・・・とも思う
それを野口健は「何かを捨てるというも生きていく上で大事」と表現してるのだと思う
「シェルパに手伝ってもらっちゃNGだ、ましてシェルパのほうが場数踏んでたりする・・・誰の助けも受けちゃ誰が達成したのかわからない・・・単独だ」
「酸素ボンベは己のスペックで登ってないじゃん・・・無酸素だ」
まあ、オレは山男ではないので、ヘタなことは言えないが
なんとなく、そんな思いがあったんじゃないかと思う
オレも、単独で磯に立ち
せめて掛けてから魚を浮かせるまでは独力でやっても「ランディングまで自力」となると、ランディングサポートをしてもらって捕る魚とはまるっきり違って来る
難しくなるし、命を落とす危険も増す
「倍」以上は増すと思います
ラインディング時が危ない
だから、なにもそこまでやらずとも「何かを捨てて」
魚を浮かせたら仲間に1~2人がかりでサポートを受ければ、キャッチ率も上がるし
自分の危険度も減る
しかしね・・・それじゃNGだと思っちゃうのです
「追い詰められた方が弱いんですけどね」の野口氏の言葉は命の境界線を何度もくぐった思い言葉です