12月20日に竿が到着し
12月21日夕方には完成
20日到着時
こっから先は余談になりますが
ウチのユーザーさん達にも「余計なお金」を使わずに済むなら何よりの思いで追記いたします
いつも、ブログに書きますが「見えないものを見ようとする」癖も釣師の目
破損は#3ガイドと#4ガイドの間です、位置的には「高負荷で曲がった位置」という位置ではありません
ようは竿が立ってると負荷の強さで支持点が移行しにくい・・・というイメージは解るかと思います
真上に立てた竿に真下にオモリをぶら下げていったとして、500g、1kg、1.5kg、2kg・・・とぶら下げたとします
ルアー釣りをしてる人達からしたら「ドラグセッティング」などで「何kg」って言うので「2kgのオモリ」と言うと軽いイメージでしょうが「大きなペットボトル(2L)」を真下にぶら下げる・・・というイメージです
竿は「垂直」に立てた状態でオモリは「真下」・・・というイメージです
竿は持ちそうにない・・・とイメージできるかと思います
これがね竿がそこまで立ってないと竿ってかなり「耐える」んです
ただ真下に掛かる負荷は「負荷の強さによって支持点が移行しにくくなる」のもあるので、竿がそこまで立ってなければ本来は胴までベンドして胴で支えてる状況が#3~#4ガイド付近からなかなか根っこ側に移行しづらいのもあってパンッと折れます
まあ、折った状況はお聞きしてませんのであくまで想像です
ひょっとしたら投げ折れかもしれません
投げ折れでも同じ痕跡になるケースもあります
しかし、おそらくは「し」の字に負荷が掛かったと想像しました
だから
「ルアーマンなどのランディング(特にハンドランディングのように釣人の近くに魚を寄せるような操作は、当然ながら90度やへたすりゃ垂直以上100度や110度と釣人より竿先は後ろになって、魚を寄せようとしてる動作をしている場合があります)時は要注意」
「石鯛竿で、1kgや2kgの小物のガキやシマシマをブチ抜いて、魚を手元に持ってくるような動作も「負荷」は小さいですが、極細の柔らか目の穂先は魚を釣人の手元に持って来ようとすればするほど竿は真上に向いてます(ヘタすりゃ後ろにすら向いてます)」
「いくら、竿を立ててない「横に振る」動作でも、結局は一緒です。波のタイミングに乗せて一緒に上げようとする時も、波のタイミングが合わないとか、糸をギリまで巻き取ってないので竿を横に振っても波と一緒に上がりきらない・・・ので、更に竿を後ろに降る・・・90度どころか100度、110度と角度がついてることを釣人はなかなか見えてない中でパンッと折れる」
いつも言うように「大物を上げるから折れる(負荷が大きいから折れる)」ではありません、「小物(軽い負荷)」でも折れますのでご注意ください
折れた瞬間に負荷がこの方向に掛かったということです
竿の根っこに向かってますね
もし魚の位置が遠かったらたとえ折れたとしてもガイドはこんな方向には変形しませんよね
投げ折れにしても糸の放出時と重なるのでルアーは折れてもちょっと先あたりに落ちるのでガイドはこの角度にはなりません、糸の放出前に折れたにしても、折れた時には大概糸は指から抜けるのでルアーが釣人側までUターンするような動きにはなりません、キャスト時にバット側に向かって曲がるとなればベールが戻ったりして放出できずにルアーが円運動をするような場合かと思います
そんなワケで、おそらくはランディング時・・・と想像します
まあ、もうひとつシーバス系のロッドの破損ケースを挙げると
ヒラスズキなどは沈み瀬や頭を出してる瀬の周辺などをタイトに攻めたりします
その際に、ルアーを引っ掛けることがありますね
その時にクンクンとか、チョンチョンなのか、バシバシなのか、表現はまちまちですが
ロッドを軽く煽るなり、強めにシャクるなりしたりしますよね
この時にも折ったりします
石鯛竿でも一緒ですがバシバシシャクリは竿には良くありませんのでご注意ください
石鯛釣りの根がかりでもヘタクソほど外れもしないのにバシバシシャクリをやります
軽く根がかりの状況を伺ったあとは、面倒でもラインを手元に取って、手で根がかりの状況を聞きましょう
竿を起こしてオリャ~とファイト時のようにやっても外せないほど根がかってても手にラインを取って引っ張ってみると、そうでもない力で外れますよね?竿で支えるなんてそんな程度です
手で聞いてもガッツリ掛かって外れそうもないければ、その手で(ブレーカーなど使って)引っ張りブレイクさせましょう
ヘタクソほど竿に糸を通したまま根がかりを引っ張ったりして竿を傷めます
そんで「ガイドが先に向かって変形してるがそんな覚えはない」と言ったりします(最悪、穂先などが継部から抜けて海目掛けて飛んで行ってサヨナラするのに・・・ウチの親父が「やるな」と教えてもそれをやって穂先を海に飛ばして失くした)
原因は自分で作ってるのです