島に居た頃は
都会暮らしよりも高齢化率が高いエリアなので
身の周りに年寄りはたくさん居ます
そして、島の唯一の病院、当然民間では成り立たないので(オレが子供の頃は個人の開業医が2~3軒あったんだがね)
町が金を出し(今は市が金を出した)唯一の病院「診療所」で皆診てもらうのですが
年寄りになると、飲み薬は増える(飲まない薬まで渡すことが問題になったこともありましたね)、昔はタダだったしね
そして、もうひとつが外用薬、特に「湿布」ですね
大量に貰っていく姿・・・これが年寄りの象徴的な姿でもありました
まあ、仕方のないことなのですがね・・・
昨日のブログ記事のように
人間の体だって70年も80年も使って来ると「まとも」なほうがあり得ません
いろんな箇所が壊れたり、不調になってきます
クルマなら不調が出始めたら、さっさと捨てて(下取り、買取、スクラップ)新しいクルマに替えれば問題解決ですが
「人の体」はそういうワケにはいきません
今のウチのお袋が壊れ切ってしまってやっとこさ生きていますが、そんな体でも「交換」はできません
クルマはECUがエラーを起こし始めたら、別の車両の壊れてないECUに交換するなり、アフターパーツのフルコンを導入してそのフルコンで制御すればイイですが、人間の場合は「脳ミソを交換する」なんて都合のいい事なんができません
壊れたら壊れたなりに直せる(治せる)ものは直しながら(治しながら)
直せない(治せない)ものは直せない(治せない)まま死ぬまで使って行かなければなりません
それは80や90の老体に限ったことじゃない
10年や20年使った体なら不調もほとんど無いでしょうが半世紀も使うと当然ながらアチコチが「まとも」ではありません
そりゃそうですな、クルマなんてメンテもロクにしない乗りっぱのオーナーの元に行ったクルマなんか10年でも不調が出るでしょう
比較的メンテされたクルマでも20年もしたら、いろんな消耗パーツの寿命はとっくに来て、今度はコッチ、今度はコッチ・・・と順番を待ってたかのように次々に不調箇所が出てくるもんです
オレの体だってこれまでずっと使ってきたワケですから
「どこも悪くない」なんてあり得ませんわな
生きてりゃケガもするし、病気もするし
そのケガや病気の後遺症だって残ることだってあるし・・・
「湿布」を見て、あらためて「ジジイの象徴だな」と思う
オレもジジイだ・・・
かかりつけ医のドクターがオレの事をよく把握してるので
「たいした金額もしないから余裕持って出しておきましょうか」と5袋出してくれる
最初は「10袋」と言いますが「いやいや、毎日使うもんじゃなく、調子悪い時に使うだけなので」とオレ的には2~3袋もあれば十分かな、と思いますが「足りなくなるよりは持ってたほうがイイでしょうから」と5袋出してくれる
まあ、ある日突然調子が悪くなるので、持ってるほうがイイんですがね
前にも書きましたが「右足」がダメなのです
まあ、普段の生活をするだけなら問題無いのですが
今でもキックボクシングは続けていますが
右足を叩き込むと・・・やっぱ翌日くらいから関節が痛くなります
もう四半世紀前に、ヒラスズキ釣りに磯に下る途中に右足を見事に粉砕骨折させた後遺症です
足首が何箇所も折れて(割れて)いました
まあ、そんなケガが後遺症ひとつ無く治るワケもありませんね
キックで右足を使う時は「右足と心中する覚悟で使う」(日常生活でいつ何時火の粉が降りかかって来るかわかりません、そんな時です)
でもね、日頃から使ったことが無い(体が普段から馴染めてない動作を急にしても、とうぜんながらヘタッピなわけです)動作っていうのは使いモンにならないので、普段から最低限の「右」を使うようにしてるのです
すると、叩き込み方によっては痛みが数日出るんですな
こんなことしてたら70になるころはビッコ引いてる可能性あるな・・・とも思いますが・・・
そして、もう一か所
頸椎にヘルニアがあります
学生時代のラグビーで傷めたのか、若い頃の自動車事故で傷めたのか、単なる老化でヘルニア気味になったのかは知りませんが
その頸椎が影響してかは知りませんが
おそらくは「フック」を打つ動作を入念にやると
肩に20~30体憑いたように尋常じゃない肩凝りがします(僧帽筋が痙攣でもするんじゃないか、ってくらい張ります)
目の前にサンドバッグを設置してる環境ってのは非常によくて
「通い」なら、面倒になったりで日頃からやらなくなるのも世の常ですが
目の前にあれば、通りすがりにワンツーと叩けますし、左ロー・・・などと普段から動作を馴染めることができます
しかし、この「右足」がほぼ使えない、のと肩にすぐに20~30体乗っかるのが、ど~にも・・・・
半世紀以上使ってきた体だから仕方ないとは思うんですがね