今年は青物がイマイチなので
「OC135ZG」ベースの「泳がせ仕様」も作る数が減ってますが
それでも定期的にオーダーを頂いています
今回は
ブランク:「黒」塗装
仕上げ:「フル艶消し」なども含んだオーダーなので
石鯛竿の「縁430」スタンダード価格に迫る価格まで上がっていきます
「高いな~」って思われる方も多いでしょうが
「縁430」も3本継
「OC135ZG」もそれより僅かに短いが3本継
で、ブランクの値段は「縁」よりも「135」のほうが高いのです
石鯛竿は「チタン口金」や「石突き」などの専用パーツもコストに乗ってるのもありますが
そもそもブランクは「135」のほうが高いならそれで「泳がせ」仕様を「フル艶消し」で作ったら「縁(スタンダード)」を追い越してもおかしくないですよね
まあ、かろうじて今回のオーダー仕様では追い越すことはありませんでしたが
「135」をフルオプションに近いレベルでオーダーすると「石鯛竿と変わらなくなる」と頭のどっかに覚えておいてください
ブランクは「縁」より「135」のほうが高いと言いましたが
「縁」だって十分強い石鯛竿ってことは「縁」を持ってる人なら知ってるでしょう
でも、その「縁」のブランクより僅かに短いながらも「135」のブランクは「縁より100gも重い」
20gだの30gだのじゃないですよ、100g重いのです
当然ながらブランクコストも上です
でもルアー竿では主体の「アンサンドフィニッシュ」だし「スピニング」がスタンダードなので90,000円という設定なのです
石鯛竿は塗装ブランクをスタンダード設定にしていますので
「135」を塗装したり、ガイドも底物竿と同様の数にした「泳がせ仕様」となれば「縁」を買うつもりになる・・・とご理解されておいてください
今回のオーダーはそんな「縁」並の価格
「下巻き:緑」「上巻き:黒」「フルピンスト無し」を「フル艶消し」は
「国士555ボロン」のオーナーモデルのデザインパターンです
追加ロゴは「FULLPOWER」でバットはちょうど埋まります
「泳がせ仕様割増:4,000円」の内容は「ガイド増量の部品代&巻きが増える工賃」です
グリップもラバーを被せるのでそれもオプションコスト
通常、泳がせ仕様は併せて「滑り止め巻き」も施工します
基本的に泳がせ仕様にはロッドキーパー取付用のカーボンパイプも装着させます
OC135ZG-B泳がせSPL
スタンダード:90,000円
フルピンスト無し:▲4,000円
黒塗装:8,000円
フル艶消し:9,000円
泳がせ仕様割増:4,000円
追加ロゴ:1,000円
F&Rクロス柄ラバー:2,500円
滑り止め巻き:2,500円
カーボンパイプ&リング×2:2,500円
合計:115,500円