たぶん「見えている」 | ぎっちょ31  

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蒼き時代より共に生きる

なんでもさ、ボ~っと見てたら「気づいたり」「不思議に思ったり」することもない

ただ10分ほど、2階の縁側から裏山を見ていました

するとモンキチョウかな!?黄色い蝶がヒラヒラヒラとネムノキのある枝の周辺ばかり飛んでいる

けっこういろんな蝶が何頭もあっちヒラヒラ、こっちヒラヒラと飛んでるのです

ヒラヒラヒラ、何度かネムノキから離れていくがまたその枝周辺に戻って来て枝にとまるを繰り返す
なんで花も咲いてないその枝に寄るんだ?
オマケのその枝の周辺にはお女郎さんが何匹も大きな巣を掛けている
そりゃそうだ、これだけ木の枝があると巣を作るには持ってこいの足場になる
大きな巣、小さな巣、とりどり張られている(動画や写真だとほぼ見えないけどね)
ましてや蝶はヒラヒラヒラと不安定に飛ぶので、なんも見てない、なりゆきで飛んでそうにすら見えるので
「こりゃそのうちお女郎さんの巣に引っ掛かるぞ」としばらく見てたのです
でもね、そのわざわざ寄って来る枝に周囲にはクモの巣だらけなのに、ま~~引っ掛からない
 
何度もわざわざクモの巣だらけのエリアに来て
「あ~~こりゃ引っ掛かる」と思っても寸前で掛からない
また飛んで来ては寸前までヒラヒラと危なっかしく飛ぶんだが引っ掛からない
 
「こりゃあ、オマエ、巣の網が見えてんだろ」
と感じるのです
 
見えてなかったらとっくに引っ掛かってる
 
そんな疑問を抱いたので
今の時代はすぐにネットに打ち込んでそんな研究が載ってないか検索します
すると、研究らしきものは見当たらず
例の、尋ねるのも答えるのもバカばっかというYahoo!知恵袋での回答があり
「虫には人間が見えない紫外線が見えますが、クモの巣は紫外線を反射しないので見えていません」
みたいな回答くらいしか見つけられませんでしたが
 
いやいやいや、実際、コレ見えてないと多分じゃんじゃん引っ掛かるぞと目の前の現実からはそうとしか見えません
だって、オレが裏山を見てるわずか10分15分の間にも大小様々な蝶がヒラヒラヒラと、わざわざ森の木々の周辺に飛んできます
いやいやいや、そこら一帯はお女郎さんの巣だらけやん、そんなトコを危なっかしくヒラヒラヒラ・・・
目の前に巣があること度々
それでも引っ掛からないのです
 
でも、たまには引っ掛かってますよね
オレも子供の頃からクモの餌食になってグルグル巻きになった蝶は何度も見たことあります
だから
引っ掛かることは引っ掛かるのです
しかし、思いのほか引っ掛からない
 
と、ゆ~ことは、ヤツらには「見えている」
そう考えるのが自然な仮説
 
人間だってさ
見えてる鴨居に(イマドキそんな低い鴨居ってないけど)頭ぶつけたり
見えてるタンスの角に足の小指ぶつけたり
見えてる段差につまずいたり・・・するよね?
オレはそれらと一緒じゃないかと感じた
彼等は見えてるんだが、それでもたまに引っ掛かる・・・それが本質な気がする
 
この山の木々には至る所にクモの巣張られているのが見えます(写真では見えませんが)
その木々の枝の周囲にわざわざ寄って行ってヒラヒラヒラ、人間から見たら実に不安定飛行
「飛んで火にいる夏の虫」「鴨ネギ」にしか見えませんが、ま~~~~引っ掛からない
 
1時間後にも再度見てみましたが
まだ同じような周辺を飛んでましたが、やはり引っ掛かりません
 
ただ、山を見るだけでも
いろんな考えさせられることが転がっています