本日、朝10時の宅配便で届いた「斥候500H」
6月19日のブログ記事「終了しちゃったね斥候500H」
でヤフオクで中古を買った人から送られて来たものです
中古の売買の世界ってさ
売り手は・・・できるだけ高く売りたい、価格を下げるような不利な要因はできるだけ隠したい、まして買い手はやその場限りの知らない相手、尚更です
買い手は・・・新品を購入するよりもできるだけ安く買えないか!?常にその意識、そして「できりゃ～少しでも程度のイイもの」、値段は安くて少しでも程度のイイものという相反するような要望で品物を探す
と～～ぜんながら、こんな両者が
うまく噛み合わないことって発生しやすいよね
今回も、竿が届いてみたら
説明よりも使用感があるとか（ヤフオクでもよく目にするが「程度は主観によるのもなので、神経質な方は入札されずに新品をお求めください」なんかで、落札者からクレームが来ても「程度は主観、人によって感じ方は違います」でいくらでも逃げられる
ガイドが1個、そのままでは使えないほど変形していたらしい（このハナシもブログで何度も書いたよね、チタンLCガイドは特に瀬渡船などですぐにフレーム変形する、だからオレは変形のすくないステンLCを使ってる、ってハナシ・・・しっかり例外なく当てはまってる）
ウチに修理の相談が入った時の添付写真
フレームが横からの力（おそらく踏まれたくらいの力）で潰れている
出品時の商品説明にも何も書かれておらず
念のために、購入者が質問欄から程度を確認しても、この情報は出て来なかった
ウチのブログにコメントしてきてくれたが
その際にも「来週、外房の磯で使おうと思いましたが無理そうです」とあったのを、オレ的にはちょっと覆したかった
で、本日10時に宅配便で竿が届きました
こんな状況
ほかにもコレが一番目立つキズ
購入を考えていたcb750f-oitaさんもコメント入れてくれて調べたら2014年となってましたとあったけど
オレも2014年を見たらスペア穂先を作ったのが2014年だったから本体は2013年あたりじゃないかと思う（ちゃんと調べたら何年に作ったか判るけどメンドっちい）
7年くらい経ってる竿なんでエポキシなんかもくすんだ感じなのはまあ仕方ないとしても、目立つキズや変形などは説明するべきだよね
「来週の房総で使ってみるのを諦めた」のをプロの作業でなんとか覆したい
「ほら！出来上がったぞ！これで房総間に合うやろ？」とサプライズさせたい
プロが5時間で仕上げました
5時間後の姿
それも5時間後に柔らかく固まってるくらいじゃ意味が無い（発送できなきゃ意味が無い）
今日、竿は届いたが、明日に発送すれば受取は「土曜日」だ、もうきっと房総に旅立っているハズ
金曜日に届かないとサプライズにはならない、今日中に発送しないと意味が無い
たった5時間で何コーティングもコーティングを重ね
かつ「発送できるだけ硬化」させる
ちゃんと5時間でやりましたわ
そんでね、ウチの竿は今回の中古「斥候」が初めてだったみたいだけど
なんか余計な出費などもあって可哀想だなと思ったので
滑り止めのザラザラも随分ひっかかりが弱くなってたのでサービスで滑り止め巻きコーティングをしてあげた
そして、中古竿しか持たない彼にサービスでステッカーも付けてあげた
そんで、送料や税も入れた今回の合計金額が5千円程度
送料や税はウチには何にも残らないので、ウチの取り分は2千円くらいかな!?
で、ステッカー付けたら、なんにも残らないんだけどね
目先の利益じゃないと思うんだ
お客さんが喜んでくれるのも「ひとつの投資」みたいなもんだとも思うし
ちゃんと後で帰ってくる利益もあると思うんだ
そして、完成連絡メールを送った
今回はあまりイイこと無かったみたいだけど、代金計算したら「5,555円」だったよフィーバーフィーバー
房総、きっと釣れますよ・・・そう思って気持ちを切り替えましょう（笑）
として完成連絡メールとしてみました