2011.3.11 14:46
東日本大震災から13年。
あの日に感じたのは
『当たり前などない』ってこと
あの日が教えてくれたのは
『明日が来るのは当たり前ではない』ってこと
来週月曜、3月18日に「『令和6年能登半島地震』に伴う災害復興支援」で再び被災地派遣メンバーとして石川県輪島市に派遣されることになりました。
今日は東日本大震災から13年。
13年前、当時は高校生。
あの時の衝撃的な映像は覚えているものの、住んでいる街が壊滅的な被害を受けなかったこともあり、正直なところ『テレビの中のモノ』という感覚が強かったりしました。
しかし能登地震が発生し、すぐに被災地支援で現地に飛んで、生で見た景色、感じた風や音。異世界に来たような感覚がありつつ『日常』があちらこちらで壊されている『現実』を見ると少しでもチカラになりたいという一心しかなかった。
明日が来ることが当たり前ではないということを痛感させられた。だからこそ大切な人には『ごめんね』『許してね』『ありがとう』『気にしないで』と伝えるようにしたい。そうすれば、もし明日が来ないとしても、後悔することはないと思うから。
『想い』は形にして、言葉にして伝えないと。
金曜日の夕方から今日の夜8時まで大切な人と一緒に過ごせたことは決して当たり前じゃないし、奇跡のような時間だったんだと思う。面と向かって想いを素直に伝えることってなかなか出来ないけれども、きちんと伝えないと絶対に後悔するから。
大好きだよ。なんて小っ恥ずかしいけど、ちゃんと伝えないと後悔するから…。
冒頭に書いた通り、来週からは能登地方の被災地での作業がありますが、無事に元気に帰ってきます。
出発のときは『またね!』で送り出してください。
必ずまた会えると信じていてください。
千葉県沖ではスロースリップと思われる事象で地震が頻発していたり、天災は予期せずに襲ってきます。大袈裟かもしれないけど『後悔』をしないためにも、あのときに伝えておけば…と将来悔いたりしないためにも。ね。
当たり前のことは決して当たり前じゃない
日常の『普通』は幸せの上に成り立ってる
忘れないことと続けること
想像することとそこから学ぶこと
明日からもよろしくお願いします。