能登半島地震 復興支援活動 | のざっちの独り言

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野球小僧の独り言ブログです。
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なかなか更新してる時間もなく、遅くなってしまいましたが『令和6年能登半島地震』の災害派遣で1週間という短い間、石川県に行って来ました。


自分達は輪島市をメインに修理、復旧作業をして来たんですけれども、日々悲惨なリアルを見て、我々が当たり前と思ってることは当たり前じゃないんだよなぁと痛感する出来事ばかりでした。


断水が・・・といろいろとメディアが報道している中で、自分達が微力でしか支援出来ていなくて、本当に申し訳なくやるせない気持ちですけど、被害がかなり甚大で復旧には膨大な時間と労力がかかることをご理解ください。


被災地の皆様、今暫くお待ちください。現場は死ぬ物狂いで頑張ってます。一刻も早く『当たり前』を取り戻すために頑張ってますから。







現地で作業していても、想定しているよりも大規模で材料も足りないのが現状です。こういう状況なんだからいろんなことを見越して用意しろ!とかいろんな意見が来るのは十二分に理解出来るんですが、都内で聞いていた話と実際に現地に行って聞く話、穴掘って現状を見て実際に使用材が分かったとき、全てが合致している時なんてほとんどありませんでした。やはり、現状を見ないと全く使用材も分からないというのが現地のリアルだったので、行く前に用意したものも使用出来ずに終わってしまったので、正直なところ材料の用意もクソもありませんでした。


本当に…本当に現地の方々の姿を見ると毎回泣きそうになりました。申し訳ないし、悔しいし、一刻も早く不自由ない生活を送ってもらいたい中で上記に書いたような状況…。ああすればいい、こうすればいい、という意見があるのは先ほど書いた通り、十二分に分かる。しかし、現場は『できない』のが事実。問題を一つ一つ順番にしか解決できないのが現実でした。


百聞は一見にしかずという言葉を身に沁みて感じた1週間。悔しさ、無力感、やるせなさもあったけれども、微力ながら貢献出来た部分もあったからと言い聞かせて、今後の人生の糧にしたいと思います。




がんばろう北陸!!


みんなえみふるで!