2010年4月2日 消えない記憶 | のざっちの独り言

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2010年4月2日。

広島東洋カープ対読売ジャイアンツ

マツダスタジアム


試合前

ジャイアンツがシートノックを行っていた

5:40分頃に………

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8年経ちますか

もう8年も前になるんですよね……


ノックしようと右手にボールを持ったまま

よろめきながら前のめりになり

そのまま倒れ込んだ…… 


文字にするだけでもあの時の記憶が鮮明に蘇ってきますよ。


木村拓也内野守備走塁コーチがくも膜下出血で倒れる。球場に常駐の広島のチームドクターが心臓マッサージ、人工呼吸、AEDで懸命に蘇生のための措置を行ったが、木村コーチは反応せず、担架で運ばれ広島大学病院に緊急搬送。


診断の結果は「くも膜下出血」


木村コーチは翌日になっても意識は戻らず危険な状態がずっと続いていた。


清武英利球団代表(当時)は記者会見で『搬送された時点で,すでにレベル5の最悪の状態だった』と状況を語った……


生死をさまよう中、巨人の選手は木村拓也コーチの背番号『84』をつけて、ジャイアンツファンは現役時代の応援歌を大熱唱。広島ファンも広島在籍時の応援歌を大熱唱し。『ガンバレ、ガンバレ、拓也』と
エールを送り復帰を祈っていた………


これ以上は書けないです。

7日に書きますから。

今日はまだ奇跡を信じてます。

ずーっと奇跡を信じてました。


自分、前日の4月1日に横浜スタジアムで行われた横浜ベイスターズ対読売ジャイアンツの試合を観戦しに行ってたんですよ。


試合前にレフトスタンドから木村拓也コーチに『タクさーん!頑張ってくださーい!』って叫んだら手を上げてくれたんですよね。『やっぱりキムタク良い人だし、尊敬できるよね。泥臭くでがむしゃらな選手を育ててくれる筈だよ!』と友達とはしゃいでいたのに


次の日、野球部の練習が終わって自宅に帰る途中に『木村拓也コーチが倒れた』という携帯ニュースを見て、最初はボールが当たったとかそういったことだと思ってましたが、自宅に帰ってから映像を見て言葉を失ったというか、頭の中真っ白になりました。『え、くも膜下出血ってなんでよ


神様を恨みました。

なんで酷いことするだよ。


みんなが奇跡を信じた

8年前の4月2日から5日後


そしてあれから8年。

これ以上は4月7日に書きますね。


今日はまだ生きてたんだから

必死に闘っていたんだから…………


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