退院後の生活(3) | 食道がんと闘います

食道がんと闘います

65歳食道がんサバイバー。
初発は2013年、ステージ3aリンパ節に転移。
手術で切除し抗がん剤治療。
しばらく無事でしたが2016年に肺転移、切除手術。
以来、異常はありません。
定年退職後、大学で医療系を学び卒業、再度就職するも3か月で解雇、その後思いきって開業。

先日、退院後4週目の経過観察のための受診をしてきました。

今のところ、咳や痰はすっかり収まったわけではないが頻度は下がっている。

倦怠感が残るが改善傾向。

発熱はない。

なんかこんなことを担当医に申し上げました。

血液検査でもレントゲンの画像でも悪化の兆候な見られない、また入院中に菌培養に回した痰についても退院からこれまでに判明した結果はいずれも陰性とのことで、まずまず順調と言ってよかろうとのことでした。

もっともこれは結核についての話で、真菌症についてはある日、急に発症する可能性が高いので、まったく油断できません。

ただし、抗結核薬の服用は6か月でOKとのこと。

とすれば6月の下旬で抗結核薬は終了ということになります。

抗結核薬の薬理成分が2週間ほど体内に留まっているそうなのでこれが抜けるのが7月の中旬といったあたりになりますが、ここからアゾール系抗アスペルギルス薬の服用が可能となります。

抗アスペルギルス薬の内服薬は点滴薬ほどには効果が期待できないらしいのですが、それでも私にとっては安心材料ではあります。

 

退院して4週を経過した現在の生活ですが、ひとことでいえば家でごろごろしています。

小さな店舗をやっていましたが、ずっと閉店したままで、仕事はやっていません。

消化管が動かないと感じるような症状が依然として残っておりまして、食事後、2時間ほどはお腹が苦しく、倦怠感が増すような状況です。

この間はちょっと何もできない感じです。

退院直後のように常に倦怠感につきまとわれている感じではなくなってきたのですが、キツい時間帯はキツいです。

まあ、それでも何がしかの身辺整理は続けており、7月末を予定している店舗の閉鎖が終わればとりあえずは一段落しそうです。

 

少し元気になったらまた旅行に行きたいと思っています。