結核と診断されるまで(9) | 食道がんと闘います

食道がんと闘います

65歳食道がんサバイバー。
初発は2013年、ステージ3aリンパ節に転移。
手術で切除し抗がん剤治療。
しばらく無事でしたが2016年に肺転移、切除手術。
以来、異常はありません。
定年退職後、大学で医療系を学び卒業、再度就職するも3か月で解雇、その後思いきって開業。

結核治療を受ける病院に入りました。

まず個室に入れられましたが、これは結核云々ではなく、新型コロナ、インフルエンザに感染していないことを確認するまでのことで、それらの陰性が確認されるとすぐに4人室に移されました。

これはちょっと意外で、隔離と言ってるくらいなので個室に閉じ込められるのかと思っていたのですが、なにしろ病棟の患者全員が結核患者、染るとか染らないとかはもう関係ないようです(ただし耐性菌の患者は別で、これは厳重に個別管理されるようです)。

入院してすぐに痰の検査、レントゲン、血液検査を受け、その結果を受けて夜になり担当医がやってきました。

30歳台半ばのとても背の高い先生です。

で、このように言われました。

・病名は結核である

・症状は中等症(重度に近い方の中等)

・一部で小さな空洞ができている

・左右両肺がやられている

・治療は一般的な薬物療法を行う

・入院期間は早い人でひと月、長い人で3か月というところだが、私の場合はふた月と考えておいて下さい

・翌日からさっそく結核薬の投与を始める

とまあ、こんなところです。

というわけで正式に(?)結核の診断を受け、療養生活が始まることとなりました。