少し、感傷的すぎて、一旦、数か月休憩。笑。
でも、実はこの感じ、私はそんなに嫌いじゃない。
ただ、個人的には「ぼく」の心象が馴染まない。
なのに魅力的な女性が何人も登場して、そのほとんどに好かれている展開が羨ましすぎる。(はい、ただのヤキモチです。笑笑。)
(ネタバレあります。御注意。)
私の中でのいちばんの齟齬は、「ぼく」が雪山へ向かう箇所。
もちろんドラマ構成としてはアリだし、フィクションなんだから問題ない。
しかし、冬山の怖さ、恐ろしさを多少なりとも知る者としては、無謀な挑戦もその奇跡的救出もあまりにリアリティに欠ける。
元カレと同じようにして「ぼく」を喪ったとき、雪衣はどうなるのか?
その行為自体が幼稚過ぎて物語を破綻させかねない。
恋うるものの後先を考えない言動が幼さゆえの輝きに満ちていることは分かるのだが…、この歳になるとついていけない( ̄▽ ̄;)
しかし、そういう展開で多くの読者をトキメかせる筆力、構想力は流石!
もっと若い頃に読んでたらヤラれてるかも ´∀` )