この作品も、ようやく鑑賞。
山口智子さんは、『プサマカシ 若き助産婦のアフリカ熱中記』(脚本/今野勉ほか 1991)を見てから推している。
豊川悦司さんも、独特の佇まいで唯一無二の役者さん。
(ネタバレ含みます。御注意!)
ふたりの圧倒的な存在感、美しい映像、示唆的な物語。
短い作品だけに、それで十分かも。
萌実の眼の妖しさが心に残る。
特にシャワーのシーンは脳裏まで響くよう。
電線が無数に垂れ下がる丘の上、通り過ぎる園児の中でのキスが印象的。
強迫性緊縛症候群と診断された萌美の願いにこたえようとして、由紀夫が逆にその行為に縛られていき、文字通り縛られて終わる。
「結局、僕らは縛られていたのだろうか、ほどけていたのだろうか?」
行方知れずといいながら、ラストシーンは縛られたままのふたり。
部屋の隅で白い光を浴び佇む彼らの、終わりなのか始まりなのか。
縛り続けて、「undo」(ほどく)なんだね( ̄▽ ̄;)




