原作は、第10回(2012年)開高健ノンフィクション賞を受賞作品で、昨年亡くなられた佐々涼子さんのノンフィクション小説『エンジェルフライト 国際霊柩送還士』(集英社文庫)。

 

 

 

 

 

(ネタバレ含みます。御注意!)

 

 

 

異境の地で亡くなった人の遺体を国境を越えて故国へと送り届ける「国際霊柩送還士」のノンフィクション作品なんて、涙腺崩壊加速中の私にハマらない訳がない。笑。

 

 

原作は未読。

粗めでやや劇的な脚色、展開、作り込みが少し気になった。

 

それでも、那美社長(米倉涼子さん)、凛子(松本穂香さん)はもちろん、柊(城田優さん)、矢野(矢本悠馬さん)、松山(野呂佳代さん)、田ノ下(徳井優さん)、さらに凛子の母(草刈民代さん)、柏木会長(遠藤憲一さん)と万全の布陣に、もう引き込まれ、ヤラれてしまう。

 

 

 

なかでも、個人的にエピソード2は記憶に残る神回。

 

浅利陽介さん、平田満さん、徳永えりさん、川島美津子さん、水上京香さん、矢島健一さん、筒井真理子さん、中村育二さん、中村久美さんなどゲストも凄い。

 

いろんな角度から様々な軋轢、沢山の想いが込められていて、深く抉られたm(__)m

オール島根県ロケと聞いて、堪まらず鑑賞。笑。


 

 

40年近く前、もっとも青臭い4年を過ごした場所。

その後、数回は再訪。

10年ほど前、念願の友の墓参りのついでに足立美術館鑑賞したのが最後。

 

 

 

(ネタバレ含みます。御注意!)

 

 

 

美しい景色、風情ある街並み、柔らかな光がふんだんに差し込む趣のある映像に感心した。

 

不自然さや粗い部分もあるが、物語も自然に流れていた。

 

 

何より、それぞれの場所に時を超えて想いを馳せ、ただ懐かしさに震えた。

 

 

ただ、彼女が二股、絵里(瀬戸かほさん)にも教えてもらえない従兄さんがかわいそうに思ってしまうのは私だけ( ̄▽ ̄;)

原作は『平凡パンチ』(マガジンハウス)に連載された同名漫画(作/岡崎京子)。彼女の著作のうち、長編漫画としては2作目。

 

たぶん、この作品も「ながら視聴」した気がする。

 

 

岡崎京子さんの作品は、『ヘルタースケルター』(2012年)、『リバーズ・エッジ』(2018年)、『チワワちゃん』(2019年)と視聴してきた。

相変わらず、突飛で唐突で切なく、ものぐるしい若者の心を強かに抉るが、個人的には今作品が一番しっくりきた。

 

 

岡崎京子さん自身が「ほとんど夜中の落書き漫画」、「物語から逸脱した部分で話を進めようとして描いて」いると語るくらいの抜け感が、私のような凡人には適度なのかも(;゚Д゚)

 

 


 

 

 

(ネタバレ含みます。御注意!)

 

 

まずは、配役が大好物。

 

渋谷ハルコ(山田杏奈さん)がいかにも過ぎてドはまり。
親友のカエデ(滝澤エリカさん)の美少女感がヤバイ!

 

そして、神奈川ケンイチ(鈴木仁さん)がまた絶妙にダサ愚直。笑。
お姉ちゃんのサカエ(成海璃子さん)は推しの女優さん。

 

マユミ(森田望智さん)、ハルコママのフユミ(大塚寧々さん)も味わい深い存在感で出色!

 

 

私は都会に住んだことはないし、工事中の高層ビルのセキュリティーがあんなに甘いのも知らないし、あいかわらず、若者特有の危うさ、思慮の無分別の勢い、透けまくりで、私の脳味噌は軋みまくる。

だがそれでいて、その脳裡の底の方の隅っこに、かつてそれに類した微かで硬い棘が刺さっていることに気づかされ、息苦しくなるのだ。

 

 

無機質なビル街を朝帰りする無防備なけだるさなんか、甘酸っぱい異臭のにおわせが上手過ぎて、歳老いた身には、もうかなり眩しい( ̄▽ ̄;)

原作は『学校』(作/山本直樹 文藝春秋)所収の同名短編漫画。

 

 

 

(ネタバレ含みます。御注意!)

 

 

郵便配達員として働く鷹巣(永瀬正敏さん)と、町外れに暮らす南十字星ペンギンと呼ばれる詩人(窪田正孝さん)に、その熱狂的なファンである月夜の星という女(小西桜子さん)の三角関係(?)が、歪で、不思議。

 

そう、ファンシー。笑。

 

3者3様のファンシーさが独特の気配に満ちていて、私的にはアリ。

 

そして、それぞれの理屈で、上手く着地しないのがまた良い。

 

 

原作も読んでみたい( ̄▽ ̄;)

バンド「yonige」のデビューアルバム「girls like girls」のリード曲「ワンルーム」の歌詞で描かれている世界観、物語から着想を得て、脚本を書き下ろした短編映画。

 

俳優の山田孝之さんが企画協力に加わり、制作。

 

 

 

 

夏のある日、友人の結婚式のために帰省したともえ(中村ゆりさん)は、幼馴染で高校の時に付き合っていた高志(山田孝之さん)が父の死後継いだ理容店へ、襟足を剃ってもらおうと訪ねる。

 

 

ふたりとも大好きな役者さん。

 

 

14年ぶりの再会。

かつて想いを寄せながら、今は違う世界を生きているふたり。

その心の模様まで情感たっぷりに切り取る。

 

丁寧な気配、時の流れを感じさせる緻密な画。

 

心の襞を一瞬で抉る26分。

 

 

映画って面白い。