今クールも、何とかほぼ全番組視聴できた。
食傷気味になりつつある作品は相変わらず多いが、ちょっとホッとする作品、おや?と思う作品なども増えてきた気がする。
これは良い兆しなのか。
個人的には、推しの清原果耶さん出演の『初恋DOGs』(脚本/金子ありさ TBS)を楽しみしていて、もちろんキュンキュンしたし、眼の保養にはなったのだがドラマとしてはいまいちハマらなかったのが残念。
そんな中、まだまだ細部は粗いし、少しあざとっぽく感じる展開など気にはなるところもあるが、いまこそ見つめなければならないところにキチンと光を当て、心を深めに抉るシーンが多い作品は記憶に残る。
『明日はもっと、いい日になる』(脚本/谷碧仁 フジテレビ系)

本当に救いの手を必要としている現実とそこへ必死で手を差し伸べたいと願う眼差しが実を結ぶ社会であってほしいと、私も切に願う。そんなドラマだった。
『僕達はまだその星の校則を知らない』(脚本/大森美香 フジテレビ系)
白鳥健治(磯村勇斗さん)、幸田珠々(堀田真由さん)たち先生はもちろんだが、生徒たち(日高由起刀さん、南琴奈さん、日向亘さん、中野有紗さん、月島琉衣さん、菊地姫奈さん…etc.)がみずみずしくて、夜空に輝く無数の星屑たちのように美しい。

『19番目のカルテ』(脚本/坪田文 TBS系 )
原作はWEBコミックサイト連載漫画「19番目のカルテ 徳重晃の問診」(作/富士屋カツヒト 医療原案/川下剛史 ゼノンコミックス/コアミックス)。
徳重(松本潤さん)と赤池(田中泯さん)の時間が尊いm(__)m

『ちはやふる-めぐり-』(原作/末次由紀 脚本/小坂志宝、本田大介、松本千晶、金子鈴幸 脚本協力/モノガタリラボ 日本テレビ系)

原作の逞しさを支えにして、めぐる(當真あみさん)を筆頭に、原菜乃華さん、齋藤潤さん、藤原大祐さん、山時聡真さん、大西利空さん、嵐莉菜さん、坂元愛登さん、高村佳偉人さんたち、ひたむきな高校生たちの姿が熱い。
そしてNHKさんのドラマはいつもレベルが高く、どの作品も惹き込まれたのだが、それぞれ少しずつ物足りない感じがしたのも事実。
『母の待つ里』(原作/浅田次郎 脚本/一色伸幸 NHK特集ドラマ)

『あおぞらビール』(原作/森沢明夫 脚本/森ハヤシ NHK夜ドラ)
『ひとりでしにたい』(原作/カレー沢薫 脚本/大森美香 NHK土曜ドラマ)
『ベトナムのひびき』(脚本/小松江里子 NHK日越外交関係樹立50周年記念ドラマ)
『舟を編む ~私、辞書つくります』(原作/三浦しをん 脚本/蛭田直美 NHKプレミアムドラマ)

ほっこりしたのは前作「量産型リコシリーズ」に続く、完全なる推しドラマ。
『量産型ルカ -プラモ部員の青き逆襲』(脚本/畑中翔太、首藤凜 テレビ東京系)

タカルカ(賀喜遥香さん)、 セトルカ(筒井あやめさん)の破壊力はもちろんだが、プラモの趣味感満載テイストがツボ。笑。
そして、やはりとどめはコレしかない。
連続テレビ小説第112作『あんぱん』(作・脚本/中園ミホ NHK朝ドラ)
やなせたかしとその妻・小松暢をモデルとする、オリジナルフィクション作品。

やなせたかしさんといえば、私は『詩とメルヘン』(サンリオ)を創刊号からほぼ全号購入していた愛読者で、『いちごえほん』も結構買っていた。
そういった個人的関心もあって、のぶ(今田美桜さん 幼少期/永瀬ゆずなさん)と嵩(北村匠海さん 幼少期/木村優来さん)の生い立ちから、戦争中の体験、戦後の活躍と、とても感慨深かった。
そして実在のモデルがいるにしても、オリジナリティあふれるその物語に感服した。
とくに戦時中ののぶや嵩たちの描き方は斬新にして痛烈、現在の世界の趨勢までを射程に捉え、心が締め付けられた。
限界が近いと言いながら、もう少しガンバロ( ̄▽ ̄;)